アメリカの作家メアリ・H・クラークとキャロル・H・クラークの母娘共作の長篇ミステリ作品『誘拐犯はそこにいる(原題:Deck the Halls)』を読みました。
『見ないふりして』、『君ハ僕ノモノ』 、『さよならを言う前に』に続き、メアリ・H・クラークの作品です。
-----story-------------
歯医者の予約をすっぽかし、大事な顧客の葬式にも現れなかった父の身に、何か起こったのでは?気を揉む娘リーガンと怪我で入院中の妻のもとへ、身代金百万ドルを要求する電話がかかった…私立探偵の娘と著名なミステリー作家の妻に、なんとか監禁場所を伝えようと頭を絞る父。
強運のアマチュア探偵、アルヴァイラおばさんの秘策とは?
クラーク母娘初のコラボレーション。
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2000年(平成12年)に刊行されたメアリ・H・クラークとキャロル・H・クラークの母娘初のコラボレーション作品です。
“サスペンスの女王”と呼ばれるメアリ・H・クラークと、その娘キャロル・H・クラークのコラボ作品ですからねー 期待通り……面白かったです、、、
クリスマス・ストーリーとして描かれた作品なのでサスペンスフルでありながら、どこか温かみのある雰囲気が漂っている作品でしたね。
父親ルーク・ライリーとルークの運転手ロジータ・ゴンザレスが誘拐された事件を、ルークの娘で私立探偵のリーガンとルークの妻でミステリ作家のノーラがNY市警重要犯罪捜査課の刑事ジャック・ライリー(同じライリー姓ですが、ルークやリーガンの肉親ではありません……)と協力しながら解決しようとする物語……そこに、63歳で詮索好きだが、頭の回転の速いアルヴァイラ・ミーハンという強運のアマチュアおば(あ)さん探偵も登場し、ユーモアと軽妙さを加えられていましたね、、、
もっとも卑劣な犯罪といわれる誘拐がテーマですが、犯人の二人組がどこかチグハグで笑いを誘うような行動もあって、憎めない誘拐犯として描かれており、冷酷とか凶悪という感じはなかったですね……登場人物の魅力とサスペンスとユーモアのバランスが良い作品かな。
仄かなロマンスを感じさせるエンディングも好感が持てますね……事件の解決があまりにもスムーズで現実味に欠ける部分があるのは確かですが、クリスマス・ストーリーですからね、これくらいの軽さで良いかな と思います、、、
これでメアリ・H・クラークの在庫は読み切っちゃいました……メアリ・H・クラークの他の作品も読んでみたし、娘のキャロル・H・クラークの作品も読んでみたいですね。
『見ないふりして』、『君ハ僕ノモノ』 、『さよならを言う前に』に続き、メアリ・H・クラークの作品です。
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歯医者の予約をすっぽかし、大事な顧客の葬式にも現れなかった父の身に、何か起こったのでは?気を揉む娘リーガンと怪我で入院中の妻のもとへ、身代金百万ドルを要求する電話がかかった…私立探偵の娘と著名なミステリー作家の妻に、なんとか監禁場所を伝えようと頭を絞る父。
強運のアマチュア探偵、アルヴァイラおばさんの秘策とは?
クラーク母娘初のコラボレーション。
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2000年(平成12年)に刊行されたメアリ・H・クラークとキャロル・H・クラークの母娘初のコラボレーション作品です。
“サスペンスの女王”と呼ばれるメアリ・H・クラークと、その娘キャロル・H・クラークのコラボ作品ですからねー 期待通り……面白かったです、、、
クリスマス・ストーリーとして描かれた作品なのでサスペンスフルでありながら、どこか温かみのある雰囲気が漂っている作品でしたね。
父親ルーク・ライリーとルークの運転手ロジータ・ゴンザレスが誘拐された事件を、ルークの娘で私立探偵のリーガンとルークの妻でミステリ作家のノーラがNY市警重要犯罪捜査課の刑事ジャック・ライリー(同じライリー姓ですが、ルークやリーガンの肉親ではありません……)と協力しながら解決しようとする物語……そこに、63歳で詮索好きだが、頭の回転の速いアルヴァイラ・ミーハンという強運のアマチュアおば(あ)さん探偵も登場し、ユーモアと軽妙さを加えられていましたね、、、
もっとも卑劣な犯罪といわれる誘拐がテーマですが、犯人の二人組がどこかチグハグで笑いを誘うような行動もあって、憎めない誘拐犯として描かれており、冷酷とか凶悪という感じはなかったですね……登場人物の魅力とサスペンスとユーモアのバランスが良い作品かな。
仄かなロマンスを感じさせるエンディングも好感が持てますね……事件の解決があまりにもスムーズで現実味に欠ける部分があるのは確かですが、クリスマス・ストーリーですからね、これくらいの軽さで良いかな と思います、、、
これでメアリ・H・クラークの在庫は読み切っちゃいました……メアリ・H・クラークの他の作品も読んでみたし、娘のキャロル・H・クラークの作品も読んでみたいですね。
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