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『暗くなるまで待って』 1967年アメリカ

2022年05月20日 21時18分15秒 | ■映画・ドラマ
    "Wait Until Dark"


先日、NHK BSプレミアムで放映していた『暗くなるまで待って』を観ました。

-----story-------------
夫の「サム(ジンバリスト・Jr)」が見知らぬ女性から受け取った人形にはヘロインが隠されていた。
ヘロインを奪い返そうとする組織のリーダー「ロート(アーキン)」は、「マイク(クレンナ)」「カルリーノ(ウェストン)」の二人と共に「サム」のアパートで人形を探すが見つからない。
そこで、妻の「スージー(ヘプバーン)」が盲目である事を知った3人は、人形の行方を突き止めるために一芝居打つ事に……。

『ダイヤルMを廻せ!』でも知られる「F・ノット」の大ヒット舞台劇を、魅力あるキャストと、サスペンスフルな演出で映画化した傑作スリラー。
ほとんどアパートの一室だけで展開される物語は技巧の限りを尽くしており、入れ替わり立ち替わり現れる3人の“芝居”と、それを盲目の主人公がいかに見抜くかがドラマを盛り上げる。
思いがけない恐怖に襲われる主人公を「ヘプバーン」が熱演、「アーキン」の特異なキャラクターも良い。
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写真家の「サム」は、降り立った空港のロビーで、見知らぬ女から一体の人形を預けられた… 「サム」は不審に思うも、とりあえずその人形をNYのアパートまで持ち帰る、、、


しかし実は、その人形にはヘロインが隠されており、見知らぬ女「リサ」は犯罪グループからそれを奪って逃走していたのだ… 人形を血眼になって探していた犯罪グループの「マイク」「カルリーノ」「ロート」の3人組は、「サム」のアパートを突き止める。


しかし「サム」は外出中であり、アパートの部屋には「サム」の盲目の妻「スージー」がいた… 3人は芝居を打ち、「スージー」から人形の在りかを聞き出そうとするが、彼女自身も知らないという、、、


「スージー」は目は見えないが、次々に現れる奇妙な訪問客やアパート内の不穏な空気に、ただならぬ状況であることに気付き始める… しかしそれは、これから訪れる恐怖と、3人組との死闘のはじまりに過ぎなかった。



「オードリー・ヘプバーン」演じる、盲目の妻「スージー」と、ヘロインを取り戻そうとする3人の悪党との戦い… アパートの一室で演じられる、サスペンスフルなスリラーでしたね、、、


「スージー」が部屋の照明を全て破壊し、暗闇となったアパートの一室… 力関係が均衡となり、お互いが見えない状態で「ロート」と争うシーンは緊迫感が高まり、印象的なシーンでしたねー 驚かされるシーンも含め、真っ暗闇を映し出すという演出も良かった。


あと、オープニングのクレジットタイトルもお洒落でしたねー 印象に残る作品でしたね。







-----staff/cast-------------
監督:テレンス・ヤング
製作:メル・ファーラー
原作:フレデリック・ノット
脚本:ロバート・ハワード・カリントン
   ジェーン=ハワード・カリントン
撮影:チャールズ・ラング
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演:
 オードリー・ヘプバーン スージー
 アラン・アーキン ロート
 リチャード・クレンナ マイク
 エフレム・ジンバリスト・Jr サム
 サマンサ・ジョーンズ リザ
 ジャック・ウェストン カルリーノ










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