じゅうのblog

こちらでボチボチ更新していく予定です。

『新・刑事コロンボ/殺意の斬れ味』 1996年アメリカ

2018年05月23日 18時31分00秒 | ■映画・ドラマ
   "COLUMBO: A Trace of Murder "


先日、BS-TBSで放映していた『新・刑事コロンボ/殺意の斬れ味』を観ました。

-----story-------------
裕福な起業家の「カルヴァート」は、投資で莫大な損失を与えた顧客の「ハワード」に訴訟をおこされていた。
もし、敗訴となれば、他の顧客も彼を告訴し、破産は免れなかった。
「カルヴァート」の妻「キャサリン」は、その状況を利用して、夫から自由になる計画を企てる。
-----------------------

刑事「コロンボ」シリーズの66話にあたる作品、、、


実業家「クリフォード・カルヴァート」の妻「キャサリ」ンは、愛人でロス市警科学捜査課の「パトリック・キンズレー」と共謀し、夫を相手に裁判を起こしたブローカーの「ハワード・セルツァー」を殺害… その罪を夫になすりつけ、資産を手に入れようと企てた、、、


現場に残された証拠は「カルヴァート」が犯人だと示していたが… 「コロンボ」は、捜査を進めるうち、当日の「カルヴァート」の動線に不自然な点があることや、現場に残された葉巻の切り口(カットの方法)が「カルヴァート」のものとは異なること、「カルヴァート」のスーツに付着していた「ハワード邸」の絨毯の繊維や猫の毛が、「キャサリン」とダンスを踊るまでは付着していなかったことを突き止め、「キャサリン」に疑いを向ける。

そして、「パトリック」の何気ない動作(意識しない動作)から、「パトリック」「キャサリン」のコーヒーの好みや、乗用車に乗る際に車酔いを避けるため前の座席に座ることを知っていた(事件前から交際があった)ことに気付き、二人の共謀ということを確信する… 「カルヴァート」の送検が見送られ、お互いの行動に不信感を抱き始めた「パトリック」「キャサリン」、、、


「コロンボ」は二人にそれぞれ接触し、二人を疑心暗鬼に陥れることに成功… 裏切られたと早とちりした「キャサリン」は、減刑を求めて司法取引に応じる覚悟を決め、証人となるため検察官と合う覚悟を決める。

身内に共犯者がいるという難しい事件だし、容疑者がいかにも怪しい容姿・言動の人物だったので、なかなか大変だったと思いますが、、、


「コロンボ」の着眼点は、相変わらず鋭かったですねぇ… なかなか愉しめました。


-----staff/cast-------------
監督:ヴィンセント・マケヴィティ
製作:ヴィンセント・マケヴィティ
   クリストファー・N・サイター
製作総指揮:ピーター・フォーク
脚本:チャールズ・キップス
撮影:フレッド・V・マーフィ
音楽:リチャード・デ・ベネディクティス
出演:
 ピーター・フォーク (コロンボ)
 バリー・コービン (パトリック・キンズレー)
 シェラ・ダネーズ (キャスリーン・カルヴァート)
 デヴィッド・ラッシュ (パトリック・キンスリー )
 レイ・バーク (ハワード・セルツァー )
 ジョン・フィネガン (バーニー)
 フランクリン・カヴァー (ハリー・ジェンキンズ )
 ジョン・F・オドノヒュー (ドハーティ)








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『初秋』 ロバート・B・パー... | トップ | 『ドリームガール』 ロバー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■映画・ドラマ」カテゴリの最新記事