『刑事コロンボ／完全犯罪の誤算』 1990年アメリカ

　　　"COLUMBO: Agenda for Murder"


先日、NHK-BSプレミアムで放映していた『刑事コロンボ／完全犯罪の誤算』を観ました。

-----story-------------
未来の司法長官と目される弁護士の「オスカー・フィンチ」は、「ステイプリン」から依頼を受ける。
立件されないよう助けてほしいというものだった。
それを断ると、過去に多額の礼金と引き換えに事件の証拠隠滅を図った事実をばらすと脅される。
栄光の未来がかかった「フィンチ」は、「ステイプリン」を殺害。
証拠をまったく残さず自殺に見せかける。

犯人役の「パトリック・マクグーハン」と「ピーター・フォーク」がそろってエミー賞を受賞！
旧シリーズでも監督と犯人役を２度ずつ務めた「マクグーハン」、本作では辣腕弁護士役の絶妙な演技だけでなく、見事なカメラワークの演出でも冴えを見せている。
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刑事「コロンボ」シリーズの第52話にあたる作品です。



院議員の親友を副大統領に押し上げようと画策する辣腕弁護士「オスカー・フィンチ」…　だがかつて、二人が行った悪行をネタにおどしをかける男「ステイプリン」が現れた……。



『刑事コロンボ』では馴染の「パトリック・マクグーハン」が、監督としても犯人としても三度目の登場となった作品、、、


「コロンボ」が存在する限り、完全犯罪を成功させることはできませんねー　本作でも、自殺と思われた現場で乾いた血痕の上に拳銃が落ちていたことから他殺と推理、雨に関する証言の矛盾や葉巻ことから偽証に気付き、チーズに残された歯形が決め手となり犯人を追い詰める展開が愉しめました。

辣腕弁護士「オスカー・フィンチ」の愛車「BMW」の7シリーズが良かったですねー　欲しい！






-----staff/cast-------------
監督：パトリック・マクグーハン
脚本：ジェフリー・ブルーム
音楽：デヴィッド・マイケル・フランク
出演：
　コロンボ･･･ピーター・フォーク(石田太郎)
　オスカー・フィンチ･･･パトリック・マクグーハン(久米明)
　マッキー･･･デニス・アーント(黒沢良)
　ステイプリン･･･ルイス・ゾリック(小松方正)