昨夜までは病室で眠れない夜で鶴見川を見つめながらあと何日で退院だ、と指折りながら数えていたのだが、先ほどクウの散歩で一回りしてきた。風が冷たく感じたが何気ないこんな夜のありがたいこと・・・
若いころ、結婚式場で働いていたころ、来賓者のあいさつの定番で「二つの袋」や「三つの坂」をよく聞いたが、私もまさか、二年もしないで同じ病院で同じ病棟の階から鶴見川の流れを見ようとは想像もしなかったね。
二年前は、10月の台風19号であったか・・鶴見川が氾濫するのではないかと国道の橋の下をじっと見つめていた。
今回はそのようなことはなかったが同じように見つめて、まさか、再び同じ目に合うとははねぇ・・・と見つめていた。
幸い今回は期間も短く病気も大したこともなく退院できてよかったが、二度あることは三度・・・いやいや、今回限りにしてほしいものである。
こうやってみると平凡ながらも健康で過ごせる毎日がどれほどありがたいことか、年とともに改めて感謝の気持ちを持ったことである。
今夜は我が家のベッドで休める、ありがたや、ありがたや・・