おはようございます。
くまもとよかとこ案内人の会のブログにアクセス頂きありがとうございます。
ただいま、当ブログは熊本地震前の熊本城を散策中です。
今日は厩橋の先にある須戸口門から城内に入ります。
厩橋なんですが、『うまやはし』です。
私、つい最近まで『うまやばし』と読んでいました(^^;;
ここは東の登城口で『手取口』と言っていました。厩橋は往時も現在の場所に架かっていました。
そしてその先(現・高橋公園のあたり)に藪ノ内橋も架かっていました、これは明治に解体されました。
厩橋を渡り、城内に入ると須戸口門があります。
その前に、この案内板見たことがありますか?
ここも今は規制線が張られて、この案内板も見ることができませんが・・・。
九州の電気事業発祥の地 (熊本電燈株式会社跡地)
九州で最初に電気事業を開始した熊本電燈株式会社は、第九国立銀行頭取三淵静逸の発意で明治二十二年(一八八九年)十二月進歩銀行頭取河野政次郎を代表として、太田黒一貫、中村才馬、松尾鶴男、藤井安俊の四名が発起人総代となり、資本金七万五千円、総株数三千株で設立されました。
同社は明治二十四年(一八九一年)七月一日、熊本城内の当地に石炭火力発電所を建設、出力十二・五キロワットのエジソン型直流発電機二台で周辺に電気をともし、これが九州の電気事業の草分けとなりました。
なお、熊本電燈株式会社は以後幾多の変遷を経て、今日の九州電力になりました。
平成三年は九州に、しかも熊本に電灯がともって百周年であり、その足跡を偲んで、ここに九州の電気事業発祥を記念します。 熊本市
ここから九電はスタートしました。私はこの案内板に描かれている甲斐青萍(かいせいひょう)先生の作品が好きです。先生が描く熊本城下はすごくわかりやすく、勉強になります。
正面に見えるのが平御櫓です。その横に門があります。
現在の平御櫓は昭和36年(1961年)に復元させたものです。
竹之丸の西端の馬具櫓とともに長塀内、竹之丸の防衛にあたる重要な櫓でした。
須戸口門も復元されたものですが、往時はここではなくもう少し奥にありました。
今は入城口になっているので、ここのほうが便利なんでしょうね。
平御櫓も下から見上げると結構威力があります。
この距離でのんびりしていたら、まともに討たれます。往時はここに門がなかったらすんなり入れそうに思うんですが、これがなかなか難しく・・・。
明治10年の西南戦争の熊本城籠城解放後の古写真が残っているんですが、それにはこの平御櫓がありません。
この櫓があるとないでは、このあたりの風景も全然違います。
もっと、じっくりひとつひとつ見て置けばよかった。そんなことを思うことも多々ありますが、過ぎてしまったこと。今は見れるものをじっくり、じっくり見ていこうと思っています。
くまもとよかとこ案内人の会は、
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城彩苑案内所常駐ボランティアガイド
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