先日、熊本城櫨方門(はぜかたもん)の入り口広場の規制が解除されました。(2016年5月15日解除)
今まで行幸坂のところからしか見ることができませんでしたが、規制解除で飯田丸五階櫓が間近で見ることができるようになりました。
まずは以前の美しい熊本城から。写真は2015年2月に撮影したものです。
今回この石垣が崩れました。
塀の奥にクスノキがあります。でも、塀、石垣が崩れてしまい今はクスノキが前面に出ています。
行幸坂から見た飯田丸五階櫓です。
城内から見た飯田丸五階櫓です。
ここから見る飯田丸五階櫓好きでした。凛としていてかっこいいです。
ここからは今年の3月末の写真です。
ここは桜がきれいな場所で今年もたくさんの人たちが桜を楽しみました。
木についてはまったくの素人ですが、桜の木はとくに被害がないようにみえますので、来年もここで桜を楽しめると思います。
ここからは2016年5月17日に撮影したものです。
櫨方門の入口広場の規制を解除された2日後です。次から次へと人が訪れます。
今までは行幸坂のところから見ていたので、かなり近くまで行くことができるようになりました。
でも新緑の季節。木々の葉っぱで飯田丸五階櫓はよく見えません。
あんなにすごい地震があったのに樹木は生きています。このたくましさ、生命力は本当にすごいです。
私自身、時間が許す限り熊本城を見に行っていますが、地震以降樹木に勇気や元気をもらっています。
ここの塀、石垣は完全に崩れ落ちています。
以前は石垣のむこうにクスノキがありましたが、今はクスノキの存在のほうが大きいです。
馬具櫓に繋がる塀と石垣です。
先日、馬具櫓の石垣が崩れたと伝えましたが、この場所の北側になります。
じっくり見ると石垣が膨らんでいました。
飯田丸五階櫓の横は備前掘です。城内に残っている唯一の水堀です。
崩れた塀、石垣が備前掘に落ちています。
ここがこんな姿になるなんて誰も思いませんでした。それが今は・・・。
改めて自然の脅威をまざまざと見せつけられました。
飯田丸五階櫓の石垣の一本柱です。
よーく見ると木と木の間から見ることができます。
地震から一か月以上になりますが、角石だけで大きな櫓を支えています。
先日熊日にお城に詳しい専門家の方が、『角石だけで支え続けるのは無理。悲しいことだが、やがて崩れ落ちるだろう』と載っていました。
個人的にはそんな日は来てほしくない。できるならその前になんとか手を打ってほしい。これが本心ですが・・・。まだ余震もあり・・・。
熊本市内観光施設開館状況
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少しずつですが、観光施設も開園できるようになりました。
電話 096-356-2333
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