正立寺(しょうりゅうじ)、妙永寺(みょうえいじ)の変わり果てた姿にショックを受け一度は帰ろうと思いました。
でも、ここまで来てやはり気になるのが加藤清正公の側室・本覚院のお墓です。
本覚院は本覚寺(六角堂)に眠っています。
本覚寺に入るとすぐに本覚院の廟所があります。
この建物は外から見た感じではとくに被害がわかりませんでした。
加藤家の蛇の目紋、桔梗紋も以前とかわらずあります。
この扉から中の五輪塔が見えますが、ひとつが・・・。
一番上の部分がありませんでした。
地震で横手一帯も変わってしまいました。
春のお彼岸のとき、ここにお墓参りにみえた人は、こんな風になるなんて誰も予想しなかったと思います。
地震の脅威、自然の脅威。本当にこわいです。本当に平穏な時間が流れるようになるんでしょうか。いや、弱気になっていけない。必ず元に戻る、地震前の熊本よりもよくなる。そう信じて前を向かなくてはいけない・・・。
でも辛かった。悲しかった。
熊本市横手1丁目
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