
我が家へゆずがやってきたのは、2年前の3月1日。
茨城県の柴犬専門のブリーダーさんの所へ行った夫と娘二人。
(私は仕事でいけなかった)
3匹の姉弟に出会う。生後47日目の可愛い赤ちゃん。
3匹仲良くじゃれあっている。
一匹の女の子は、元気過ぎて手をやきそう。
もう一匹の男の子は、押されぎみ。
一番おりこうそうな柴ちゃんを連れて帰ってきました。
この柴ちゃん、生まれて初めての車の旅

しかも3時間!
娘の腕に抱かれて、ソワソワソワソワ。落ち着かない。
急に車に乗せられて、お父さんお母さん姉弟達とも、引き離されて、、、、

きっと小さな胸の内は、大きな大きな不安でいっぱいだったのでしょう。
そんな時、カーステレオから流れる、ゆずの曲(2人組のアーティスト)
その曲に誘われるようにして、気持ちが落ち着き、
すやすやと眠り始めたそうな

そこで娘達は申し合わせたように、2人同時に
「名前は、ゆずにしょう」とひらめいたそうであります。
家で待っていた私に

「女の子の可愛い犬だよ。名前はゆずに決めたよ」
「えー!?くうーじゃなかったの?」
犬の名前は、くうーと家族で決めていたのにまあ?どうして?と
首を傾げた私でした。
ワンちゃんグッズに「ゆず」と急いで名前を書き換えました。
ようやくゆずちゃん到着!
まんまるゆずちゃん、まるでムクムク茶色のまりのよう。
おとなしくまるまって、ちょっとブルブル震えてます。
「ここどこ?みんなだれ?みんな新しい知らない人ばかり。
良い人達なの?それとも?こわいよー。」

始めは、心配そうな目をしていたゆずちゃんも、
周りの親切そうな(?)優しそうな(?)家族達に見守られ、
段々と安心していくゆずでした。

そしてびっくりした事に!
誰も教えていないのに、来たその日その時から、
おしっこは、トイレシートにしたのです。
「天才犬!」家族全員がそう思いました!

でも今は、ふつうの犬です。

そんなこんなで、我が家へやってきた第1日目のゆずでした。