山、花、空・・点在する自然の営みを綴っています。
-Since 2004.08.28-
黎明彩香_Dreams
石川県能登地方で震度6強の揺れを観測。
25日午前9時42分ごろ、北陸地方を中心に広い範囲で強い地震があり、石川県能登地方で震度6強を記録した。気象庁によると、震源は同県輪島市の南西およそ30キロ沖で震源の深さは約11キロ、地震の規模はマグニチュード6.9と推定される(一部では7.1の表記もあるようです)。警察庁などのまとめでは、石川県内では輪島市鳳至町上町で宮腰喜代美さん(52)が自宅の灯籠(とうろう)の下敷きになって死亡したほか、重傷10人、軽傷95人。富山県内で軽傷5人が確認された。多数の家屋が倒壊しており、各自治体が被害情報の収集を急いでいる。
能登沖地震・特集 【 asahi.com 】
能登半島沖地震・特集 【 YOMIURI ONLINE 】
石川県・能登で震度6強・特集 【 NIKKEI NET 】
輪島市立輪島病院によると、39人がけがをし、このうち4人が骨折などの重傷。石川県の珠洲(すず)市総合病院では、70代の女性が倒れたブロックで骨折し、重傷を負った。同県羽咋(はくい)市の公立羽咋病院では、地震でやけどや打撲のけがをした2人が治療を受けている。
同県消防防災課などの調べでは、輪島市では、家屋の全壊は15戸、半壊は108戸に上った。門前町の約900人を中心に、住民計1091人が市内の小学校や集会場に避難した。門前町深見地区では、集落へ向かう道路が陥没するなどで寸断されたため、約45世帯が孤立している。
震度6強を記録した同県穴水町役場によると、強い揺れで庁舎内の本棚が倒れ、床にひびが入った。周囲の道路や橋の複数個所で長さ数メートルの亀裂を確認したという。
日本海沖の海底を震源とする地震としては、死者1人を出した福岡県西方沖地震(2005年3月、M7・0)、秋田県沖が震源の日本海中部地震(1983年5月、M7・7)などがあるが、能登半島沖では、M7前後の大きなものが起きた記録は残されておらず、極めて珍しい地震と言えそうです。
北陸地方の地震活動に詳しい尾池和夫・京都大学長(地震学)は「ユーラシアプレート内部で発生したと考えられるが、あまり大きな地震の起きない珍しい場所での地震だ」と話す。そのうえで「ユーラシアプレートに乗っている西日本全体の地震活動が活発化している。今回の地震で、このプレート東端の能登半島沖まで、大きな地震が進行してきたことが明らかになった」と言う。
陸側のプレートと海洋プレートとの境界面でひずみエネルギーをためて、周期的に巨大な海溝型地震が起きる太平洋沖に比べ、日本海沖の地震は、もともと少なかった。しかし、岡田義光・防災科学技術研究所理事長は「この地域を含め、福岡県西方沖地震など、これまで大きな地震の報告例がなかった地域での地震が続いている。どこでも地震が起きうることを改めて示した」と警告する。
一方、今回の地震は、海底を震源とする地震の予測の難しさも浮き彫りにした。政府の地震調査委員会では、阪神大震災を契機に、国内の主要活断層を震源とする地震の発生確率、震度分布などを求めた「地震動予測地図」の構築を進め、これまでに101断層を調べ終わった。しかし、今回の地震は「未知の断層」が震源だった。
ボーリング調査などを実施しやすい陸地の断層に比べ、海底の断層は、音波による調査が必要で、海底と陸地を縦断する福岡県の警固断層など一部の断層でしか調べられていない。松田時彦・東京大名誉教授(地震地質学)は「この地震を契機に、海底の断層調査も進めるべきだ」と指摘する。
このように専門家の間でも地震についての考えが異なっているものの・・共通していることは、現段階での地震予知は困難であると言っています 地震予知という幻想の呪縛。
地震予知の定義は: 1)何時 2)何処で 3)どれくらいの規模で・・。
偶発的な幸運に恵まれない限り、場所と時間と規模を特定した地震の直前予知は困難というのが、現在の科学的結論であるようです。
今回の石川県能登沖地震(いずれ正式名称が決まると思いますが)を期に改めてマスコミは国民に分かりやすい形で提起してもらいたいものです。
負傷された方の回復と、お亡くなりなられた方のご冥福をお祈り致します。。合掌。

能登沖地震・特集 【 asahi.com 】
能登半島沖地震・特集 【 YOMIURI ONLINE 】
石川県・能登で震度6強・特集 【 NIKKEI NET 】
輪島市立輪島病院によると、39人がけがをし、このうち4人が骨折などの重傷。石川県の珠洲(すず)市総合病院では、70代の女性が倒れたブロックで骨折し、重傷を負った。同県羽咋(はくい)市の公立羽咋病院では、地震でやけどや打撲のけがをした2人が治療を受けている。
同県消防防災課などの調べでは、輪島市では、家屋の全壊は15戸、半壊は108戸に上った。門前町の約900人を中心に、住民計1091人が市内の小学校や集会場に避難した。門前町深見地区では、集落へ向かう道路が陥没するなどで寸断されたため、約45世帯が孤立している。
震度6強を記録した同県穴水町役場によると、強い揺れで庁舎内の本棚が倒れ、床にひびが入った。周囲の道路や橋の複数個所で長さ数メートルの亀裂を確認したという。
日本海沖の海底を震源とする地震としては、死者1人を出した福岡県西方沖地震(2005年3月、M7・0)、秋田県沖が震源の日本海中部地震(1983年5月、M7・7)などがあるが、能登半島沖では、M7前後の大きなものが起きた記録は残されておらず、極めて珍しい地震と言えそうです。
北陸地方の地震活動に詳しい尾池和夫・京都大学長(地震学)は「ユーラシアプレート内部で発生したと考えられるが、あまり大きな地震の起きない珍しい場所での地震だ」と話す。そのうえで「ユーラシアプレートに乗っている西日本全体の地震活動が活発化している。今回の地震で、このプレート東端の能登半島沖まで、大きな地震が進行してきたことが明らかになった」と言う。
陸側のプレートと海洋プレートとの境界面でひずみエネルギーをためて、周期的に巨大な海溝型地震が起きる太平洋沖に比べ、日本海沖の地震は、もともと少なかった。しかし、岡田義光・防災科学技術研究所理事長は「この地域を含め、福岡県西方沖地震など、これまで大きな地震の報告例がなかった地域での地震が続いている。どこでも地震が起きうることを改めて示した」と警告する。
一方、今回の地震は、海底を震源とする地震の予測の難しさも浮き彫りにした。政府の地震調査委員会では、阪神大震災を契機に、国内の主要活断層を震源とする地震の発生確率、震度分布などを求めた「地震動予測地図」の構築を進め、これまでに101断層を調べ終わった。しかし、今回の地震は「未知の断層」が震源だった。
ボーリング調査などを実施しやすい陸地の断層に比べ、海底の断層は、音波による調査が必要で、海底と陸地を縦断する福岡県の警固断層など一部の断層でしか調べられていない。松田時彦・東京大名誉教授(地震地質学)は「この地震を契機に、海底の断層調査も進めるべきだ」と指摘する。
このように専門家の間でも地震についての考えが異なっているものの・・共通していることは、現段階での地震予知は困難であると言っています 地震予知という幻想の呪縛。
地震予知の定義は: 1)何時 2)何処で 3)どれくらいの規模で・・。
偶発的な幸運に恵まれない限り、場所と時間と規模を特定した地震の直前予知は困難というのが、現在の科学的結論であるようです。
今回の石川県能登沖地震(いずれ正式名称が決まると思いますが)を期に改めてマスコミは国民に分かりやすい形で提起してもらいたいものです。
負傷された方の回復と、お亡くなりなられた方のご冥福をお祈り致します。。合掌。

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