孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

カオルとスペアーヘッドトラバース vol.15

2008-05-07 22:20:10 | スペアーヘッドトラバース 2006
ネイチャーコール(大)

調理場ではすでにエリック(仮名)とショーン(仮名)が朝食の準備を始めていて温かいお湯が沸いている。
朝の一杯のお茶を楽しむことにする、オレンジペコをひと口、、、ほっ、生き返る。

それにしてもまだ足が寒い、痛い、ホントに大丈夫か?
シリアルを食べて朝食を済ませて「ネイチャーコール(大)」をしに行く。
雪上の(大)には慣れていないのでどうしていいかわからない。。。


とりあえず足場を固めて上手にモノが落ちていくようにアレンジする。
う~んいいカンジ。


ネイチャーコール(大)も終わりテントをたたんで、スリーピングバックをしまって、意外とパッキングが大変。
昨日よりもいびつなパッキングになっちゃった。



0930am 出発。
TroreyGlacier(トローリーグレイシア)を登っていく。


1030am 1時間の登りなんてまだまだ序の口。


1130am、Mt.Pattison(マウントパティソン2483m)頂上付近に到着。



天気が良いのも手伝ってかここからの眺望は素晴らしい、Blacktusk(ブラックタスク2315m)を初め、TremorMt.(トレモアマウンテン2691m)、ShudderMt.(シュッダーマウンテン2671m)ドデカイ氷河のShudderGlacier(シュッダーグレイシア)OverloadMt.(オーバーロードマウンテン2625m)ととにかくたくさん山々と氷河が見える、大自然を感じることができる場所だ


2時間ぶっ続けの登りはかなりこたえる、正直疲れた


このツアーを2007年の目玉ツアーにどうかと考えていたのだけれど、ここまでしっかり登ることを考えると相当に体力があり山を滑ると言うよりは山を登ることを楽しむことができる人じゃないと無理だ。


この景色を見ていると自分も「いっちょ前」の山男になった気になれる。
K2の「氷壁」やマッキンリーの「植村直巳」を思い出す。
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カオルとスペアーヘッドトラバース vol.14

2008-05-07 14:36:48 | スペアーヘッドトラバース 2006
4月22日(土)快晴

2am、3am、5am、630am、寒くて目が覚める。寒い。

足先が寒くて寒くてたまらない。

0729am起床。


テントの中からでも天気が良いことがわかる。
真っ青な空が広がる素晴らしい朝だ。
しかし気温はマイナス10℃、こりゃあ寒いはずだ。

朝起きてテントを出る前にどうしてもやらなくてはいけないことがある、ブーツを履くことだ。
マイナス10℃にさらされたブーツは固い
ハンパなく固い、固すぎる。
履けない、履けない、困った、困った。

どうにかして足を突っ込む、足が痛くて痛くてたまらない、足を入れた後もブーツが冷えきっているため足も凍える。


右足履けた、う~左足も履かなくては、、、痛ぇ~~~~
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