孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

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カオルとスペアーヘッドトラバース vol.29

2008-05-21 10:16:19 | スペアーヘッドトラバース 2006
肉体的にも精神的にも

1135am クライミングスキンを装着しながら軽くランチをとる。

みんなベーグルやサンドイッチといった軽食をしっかり持ってきている、おれはと言えば、、、チョコバーと米バーとピーナツだけ。
とりあえずはなんとかなるが腹持ちしないし、食べた気がしない
あ~これは本当に失敗だった。


1200pm DiavoloGlacier(デイアボログレイシア)をMt.Bevolio(マウントベボリオ2613m)へ向けて上り始める。

1210pm ガイド・エリック(仮名)が「ここから先は右斜面がとても急で、気温も急上昇して雪崩の危険性が高くなるから間隔を15メートル開けて登ってくるように」と注意をする。

暑い、それにしても暑い。
直射日光にさらされ2500mと高所にいるせいで太陽がますます近くに感じる。
普段はフリースを着たままハイクアップをするのだが、ガイド・ショーン(仮名)に「フリースも脱いだほうがいい」と言われ素直に脱いで良かった。
内心ちょっとどうしようか迷ってもいたのだけれどね。


1255pm 最も危険なところを抜けたのでShortBreak(小休止)。
Mt.Fizsimmons(マウントフィッツシモンズ2603m)の北斜面が見える。

荒々しくとてつもなく急なこの斜面も滑ることができるのか、、ピート(仮名)とマイケル(仮名)がMt.Fizsimmons(マウントフィッツシモンズ)北斜面(北壁)を見て大騒ぎをしている。
写真とビデオを撮り編集して友達に見せるのだと張り切っている。


0200pm Mt.Bevolio(マウントベボリオ2613m)頂上付近に到着。
今登ってきたDiavoloGlacier(デイアボログレイシア)を振り返る、よく登ってきたな。
この頃になると2時間のハイクアップは普通になってきた、簡単に「2時間のハイクアップね、OK」と思えるのだ。

これを日に3本やるわけだけど初日のBody Bag Bowl(ボディーバックボウル)がきつくてどうしようもなかった時はどうなるかと思ったけれどやっぱ慣れだね


肉体的にも精神的にも慣れてすっかり普通になっちゃった。


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2009年  『カオルとスペアーヘッド』
13個の氷河を渡り歩き、滑る大浪漫
この感動をあなたと一緒に。

            Presented by Entri Guides
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コメント
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