ロッキーvol.80

急狭深林


あれ、う～やん（仮名）のバディが見つからない。
まあ、う～やん(仮名)なら間違いなく滑り降りてくるだろうし問題ないでしょ。

この判断が甘かった・・・




ツリースタート！




このツリーはかなり面白い。
ヘリスキーの適度な間隔＋超クリーミーパウダーも良かったけど、
この超間隔狭＋スティープ（急斜面）パウダーは違った意味でやばいくらいスリリングで面白い！！


スティープ（急斜）



タイト（狭い）



ディープ（深い）



そしてなによりまわりはおれ達以外誰も滑っていない！
もちろんノートラック！！




レーオ!





レーオ！






バディ（相方）の安全を確認しながら滑走を続ける。
この時点でう～やん（仮名）の安全は確認できていない。




うお～～ツリーがどんどんタイトになっていく～



標高差、約600メートルを滑っている。
標高がだんだん下がってきたのとツリーを楽しんだおかげでジャケットの中が汗でグダグダになってくる。
まだまだ続くツリーパウダー。





「うぉぉおお」　何の音だ？










「ぐぅおぉぉお」　誰の声だ？




まいっか。








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ロッキーvol.79

ゴーツアイ






まだまだ続くパウダーラン＆ツリーラン。
斜度はなく立て踏みで快走を続ける。
みんなウヒョウヒョいいながら木々から滑り出してくる。

レーオ!

こっちに滑ってきてくれー

休憩組をDayLodge（デイロッジ）に迎えに行き、ランチを予約しているSunshineInn（サンシャインイン）へ移動する。

今日もツアー特典のランチだよー、ボナペティ☆


＜うまそう＞


＜コレ食べて美味しかったのに名前忘れた・・・＞



ランチ後はみんなでスタンディッシュ　⇒　もう一度ルックアウト　そして最後のエリア・ゴーツアイ。


＜あいちゃん（仮名）かっこいい～～＞


GOAT'S　EYE　EXPRESS（ゴーツアイエクスプレス）へ乗り山頂を目指す（２８０６メートル）。


＜さあ、ゴーツアイよ＞

きれいにピステの入った整地、まだ残っているパウダー、細かいツリーをミックスさせて思い切り楽しみリフト乗り場へ。



3:00pm　今日もショッピングチーム、滑走チームに分かれる時間がやってきた。


＜ゴーツアイエクスプレス＞

滑る組はGOAT'S　EYE　EXPRESS（ゴーツアイエクスプレス）のリフト下を滑ることにする。

さあ、バデイ確認！








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ロッキーvol.78

ジャーーーーーーーーーーンプ





滑る組と休憩組みに分かれよう！

滑る組行くぞ！！


未だ滑っていないスタンディッシュと言うエリアへ行くことにする。
Wawa（ワワ）というリフトに乗る。



このエリアは不人気なの？
トラックの入っていないバーンがたくさんあるよ♪


Paris Travers（パリ トラバース）を奥へ奥へと進んでいくとボウルが現われる。
当然ノートラックのボウルだ。




しかもこのボウルへは上手いこと雪庇（せっぴ）が掛かっていてジャーーーーーンプしてドロップインすることができる。
おれ、こういうの大好きなの、、ウヒヒヒヒヒヒヒ




おれと同じように雪庇を飛ぶ組（組と言ってもう～やんとおれだけ）とジャンプはせずにパウダーを楽しむ組に分かれる。←すぐ分かれんなよ。




みんながジャンプを避けパウダーランを楽しむのを見守り、撮影を待つ。
　「撮影準備OKー？」



おれの予告ナシの叫びに答えてくるようにビデオカメラがサッと数台登場する。
催促しちゃった。



背丈よりも高い、飛ぶことよりも着地のイメージを作る、ムムムー
よし、イケル

　「行っくよー」

ジャーーーーーーーーーーンプ


ランディングもイメージ通りかっこよくキマめる。
どう？　ビデオは？　OK？


続いてう～やん（仮名）も決める。

今夜のビデオ上映会が楽しみだね。







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ロッキーvol.77

LOST




ひー、ふー、みー、よー、、、あれ？







ひー、ふー、みー、よー、、、あれあれ？？







14人＋karlで滑るのは今日で3日目。


初日（キッキングフォース）・・・しんちゃん（仮名）

2日目（レイクルイーズ）・・・もりりん（仮名）

3日目（サンシャインビレッジ）・・・KANちゃん（仮名）

毎日LOSTしてるよ、、、





分岐をはるか通り過ぎてこっちを向いてるよ。
そりゃあ困ってるだろう。

おれもだよ(笑)。





おしっこ我慢できない隊には先にレストハウスへ行ってもらい、数人でKANちゃん（仮名）を迎えに行くっていう名目で「もう一本滑る」。イエイ！










　「KANちゃん（仮名）ダメじゃーん！」


　「次離れたらもう迎えにこないよ、7pmにホテルだからね（笑）」








オマケの1本もしっかり楽しんで滑る。
セルフサービスのレストランが入ってるDayLodge（デイロッジ）へ向かう。








今日はマイナス15度以上だな、すっげぇ寒みーよ。
空気が乾燥しているからかな、やけに身体が冷える。
レストランではおしっこ我慢できない隊が温かい飲み物を持って談笑している。




11:10amか、中途半端だな。



12時に隣のレストランでランチの予約を入れてあるんだ。



滑る組と休憩組みに分かれよう！







＜偶然再会したちふゆちゃん（仮名）　映画のチケット2枚あるんだけど今晩どう？　んなわきゃねーだろ！＞








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ロッキーvol.76

分岐点




♪♪ 滑り出したら止まらないぜ、パウダーの上の天使さ～～ ♪♪by銀蝿


鼻歌なんか歌って、ゴキゲン～～♪





それぞれ自慢のパウダーセンサーを使い好き勝手に滑りまくる。


オープンからコブ、クリフに入り、最後はツリーランで締めることができパウダーゲット率の高かった North Divide（ノースディバイディツドゥ）　⇒　S.Poket（サウスポケット）がおれのお気に入り☆　




ルックアウトはリフトが２本かかっているだけで見通しもよくみんなの腕前があれば好き勝手に滑っても安全だしとっても楽しめる。
１番楽しんでいたのは間違いなくおれだ！



レーーーーオ！！





今日もゲレンデに響く叫び声、「レーオ！」

この声に向かって滑り降りてきてくれー

サイコー！　最高ー！！





さあ、もう一本行こう。
今日のおれ達もノリノリでハイペースで滑って行く。



10:30am
この寒さの中もう1時間半も滑り続けている。
そろそろトイレにも行きたいかも、、、



Continetal Divide Express（コンチネンタル・ディバイドゥ・エクスプレス：大陸横断リフト）を降りて、遠～い遠～い分岐の看板を指して、



「あそこで集合して右へ右へ入ってレストハウスへ行こう」





「それじゃあぁあそこで、　イヤッホー！！」




これを合図にみんな飛び出す。






パウダーを喰い散らかして分岐点へたどり着く。
こんな時くらいはおれも人数を数える。



ひー、ふー、みー、よー、、、あれ？




ひー、ふー、みー、よー、、、あれあれ？？









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ロッキーvol.75

寒いんだよ




＜もう少しするとこんなコばっからしいbyＳちゃん（仮名）＞




今朝は太陽が顔を出してくれたので穏やかな天候の中滑れんのかな～なんて期待してたらそんなに甘かなったった。ナメてかかったらやられるよー


＜完全武装＞




サンシャインビレッジは「ルックアウト」「スタンディッシュ」「ゴーツアイ」の３つのエリアから横並びにできてる。志賀高原みたい。
2日目のレイクルイーズが縦に伸びているスキー場だったので八方尾根みたいだった。
イメージわかる？





先ずはルックアウトへ。
Angel Express（エンジェルエクスプレス）で２５６０メートルへ行く。
森林限界も超え「これぞカナディアンロッキ～～！！」という景色が広がる。



3年前に滑走中大転倒したお気に入りのコース （←クリック、04年2/18日記へ）
「バイバイボウル」へ直行する。
まだまだまだまだノートラックが残っている。


イヤッホー



朝一番からフレッシュパウダーを喰い散らかし「バイバイボウル」を気持ちよく滑る。
森林限界に入ると木々の間をすり抜け、整地、不正地、パウダーを思いっきり楽しむ。





雪質がいい！




だって寒いんだもん。
これだけ温度が低ければこれだけ上質の雪が残るよ。
パウダーも整地も最高だ。




Continetal Divide Express（コンチネンタル・ディバイドゥ・エクスプレス：大陸横断リフト）に乗り今度はまだ踏まれていないパウダーがたくさんあるリフト下を攻める。


♪♪ 滑り出したら止まらないぜ、パウダー滑る天使さ～～ ♪♪by銀蝿








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ロッキーvol.74

サンシャイン・ビレッジスキー場


起きたら先ずシャワー。
さっさと着替えて町へでる。
朝の町が好きだ。
まだ町全体が時間を歩き回るのが楽しい。





散歩の最後はMac。
ホテル横にマクドナルドがある。
朝飯にはバッチリだ。





750amのバスに乗るためにホテルで集合。
OK、いつもの様に時間前に全員集合（謝謝）。
Hub（ハブ）というの名バス停へ移動する。






去年まで宿泊しているマウントロイヤルホテルがバス停だったのに今年から変わっちゃったんだって。。。



バスは予想に反して定刻通りにやってくる。

そして予定に反して定刻通りに到着する。






サンシャインビレッジのボトムの標高は1660メートル。
ここからゴンドラに乗込み2160メートルへと進む。




標高が高い為周辺のスキー場の中でも一番気温が低いスキー場だ。
「寒（さむ）シャイン」（←ひでーおやじギャグ笑）なんて呼ばれたりもする。











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I had goosebumps.

プロ野球好きですか？

ええ、大好きです。


巨人好きですか？

ええ、ハリキって応援してます。

今年の注目戦手は？

もちろん桑田真澄です。





－－－－－－－－＜抜粋引用初め＞－－－－－－－－

桑田電撃メジャー昇格
6月10日9時37分配信 日刊スポーツ



【インディアナポリス（米インディアナ州】３９歳のオールドルーキー桑田真澄投手が、緊急メジャー昇格を果たした。

背番号は巨人時代と同じ「１８」。
１０日にも中継ぎでデビューする可能性がある。
２１年間在籍した巨人を昨季退団し、米球界へ挑戦した右腕が、ついに夢の舞台へ立つ。


桑田は９日午前６時、スーツに身を包み、インディアナポリス国際空港にいた。「とりあえずニューヨークへ行きます。家族には電話しました。あきらめないで頑張って良かったな。こういう機会を得て信じられないくらいうれしい。チームの一員として頑張る」。

１０日の試合には中継ぎでの登板が十分あり得る。メジャーデビューがヤンキースタジアム、しかも巨人時代に一緒に汗を流した松井と対戦する期待が高まってきた。


　桑田の実力を認めていた首脳陣が懸念したのは、負傷した右足首の回復具合だったが７日の登板が転機となった。２回１／３を一塁ゴロでベースカバーに入ること３度。全力疾走をしても、問題なかった。翌日になっても痛みはなかった。

中継ぎの条件は「ストライクの取れる右腕」だった。桑田は５日の登板で全１３球をストライクにしてみせた。３Ａでは６日間で３試合に登板し、計４回１／３を無失点。独特の大きく落ちるカーブ「レインボール」をはじめ、制球力がマイナーのレベルではないことは明らかだった。

３月２６日、オープン戦登板時に球審と激突し、右足首のじん帯を断裂した。好投を続け、大リーガーとして１週間後に開幕を迎えることが決まりかけていた時期のアクシデントだった。そこから長くつらいリハビリが始まった。苦しみぬいた末につかんだ夢の舞台。メジャーデビューでは日本人最年長となる桑田が「３９歳の奇跡」を実現する。


－－－－－－－－＜抜粋引用終わり＞－－－－－－－－




待ってたよ、待ってたよ、この日がくるのを待ってたよ。
桑田のこの逆境にも決して屈しないところがいいね。
ほんと這い上がってきた感じで「頑張れ、頑張れ」って応援したくなる。
応援してないでお前が頑張れって突っ込みは入れない方向で、、、



ちょっと話が外れるけど最近使いたくない言葉が2つできたんだ。
「頑張れ」と「夢」


理由はまた書くとして、、、
桑田は頑張ったんじゃなくて「努力」したんだ、
頑張ったんじゃなくて「あきらめなかった」んだ。
夢のためじゃなく「目標」の為にここまできたんだと、
そして更に高い目標の先にある「ゴール」に向かって進んでいるんだとおれは思っている。


でもこのニュースをネットで見つけた時は鳥肌が立ったね。
久しぶりに。
久しぶりにいいニュースを聞けたよ。


おれも「あきらめない」で「努力」して「ゴール」辿りついてやる。



I had goosebumps.
（鳥肌がたった）

ロッキーvol.73

メオト部屋


最終的に中華のお店へ行くことにする。
注文は、初志貫徹でラーメンにする。

今日は昼頃から夕食はラーメンと決め、すでに心はラーメンだったのだ。
残念ながら日本のラーメンと中華のラーメンは違う点が多いのだけれど、スープの中に麺が入っているという最も大切なポイントは同じなのでよしとする。


ホテルへ戻り明日の集合時間を確認して解散。
寝坊すんなよー



　「ねー、ねー、かずお３（仮名）、あいちゃん（仮名）、ちょっとおれの部屋にきてよ」



　「？」



　「ここ、ここ、どうぞ♪」







　「うわー」

　「いいっスねー」



　「そんじゃさ、交換しない？」




実はシャトーレイクルイーズでもたいそう立派な従業員部屋をあてがわれてしまったので誰かと交換してもらおうと考えてた。

キングベッドがひとつなので「男男」や「女女」はマズイだろう。




今回のツアーで唯一カップル参加のおふたりに白羽の矢を立てて

　「交換しない？」　
とオファーを出してみたんだけど、もうすでに荷ほどきをしてしまった後らしく

　「いいです」
と変えることができなかったんだよね。



今回はまだ荷ほどきはしてないっていうし明らかにこっちの部屋の方がふたりに泊まってもらいたい部屋だし、どう？




交渉成立。　



ふたりを従業員部屋へ、おれは客室へ。



このあとメオト部屋（旧従業員部屋）で大興奮の『ヘリスキービデオ大上映会』。



この旅も無事に折り返しまできた。




しっかしよく降るよなー、雪。
今日のヘリは本当に凄かった。
なんだか今でも身体が揺れている感じ。
浮遊感♪浮遊感♪浮遊感・感♪浮遊感♪♪




明日はサンシャインビレッジに滑りに行く。
引き続き予報は雪マークだ。


おやすみなさい。








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ロッキーvol.72

夕食難民


ロビーにはほぼ全員集合している。
お腹減ってるもんね。

本日別行動隊も無事にホテルに到着している様子。
きっとゆきちゃん（仮名）が連れてきてくれたのだろう。
ゆきちゃん（仮名）、ありがとね。



実はロビーにみんなが来る前にダッシュでラーメン屋をのぞきに行ったんだよね。そしたら・・・・もう閉店してた。

だからラーメン屋はやめてさっき番長（仮名）が言っていたスシ屋へ行くことにした。
ラーメンはなくともうどんぐらいあるでしょ。



ホテル出て、信号渡って、角を曲がって、、、、、

スシ屋が見つからない、

「番長（仮名）スシ屋どこ？」





スシ屋を見失い、すっかりわからなくなり今度は番長（仮名）を先頭に10人ずらすらと歩いて行く。



数分後、


「店わかんね」

・・・・・・・





さっきラーメン屋を見に行くのと同時にバンフの目抜き通りもＢダッシュで見てきたので数件のレストランはチェックしてある。
韓国料理、タイ料理、ステーキ、アメリカン、ジャパニーズ、中華料理。


ラーメン屋（閉店）　⇒　スシ屋（見失う）　⇒　韓国料理（閉店）　⇒　タイ料理（工事中）、、、



おいおい、どうなってんだ?
行くとこ行くとこ駄目じゃん。


こんな風に食事にありつけずレストランを何件もウロウロすることを「夕食難民」と呼んでいる。


まさか自分が夕食難民になるとは、、、、








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