LUKEとサッカー
4月18日(月) --- Day04
オートルート第一日目 サースフェー ⇒ テーシュ
それにしても天気も雪もすごくいい。
3000メートル超えしているからなのかな、やっぱ。
滑るのがとても楽しみだ。
10:50 登り再開。
ゴールのアラリンパス(3564メートル)ももう見えている。
だから気分は楽なんだけど体は重たい。
2年後の、2012年までの過ごし方を真剣に考える。
・ジムでの筋トレももっとしなくてはいけない。
・ツアースキーにも行かなくちゃ行けない。
・高地でのトレーニングもしなくちゃいけない。
ジムでのトレーニングのメニューとか、長男Lukeと毎朝サッカーしようとか、
毎年1度は3000メートル以上の山登ろうとかね。
1時間
4月18日(月) --- Day04
オートルート第一日目 サースフェー ⇒ テーシュ
スタートして30分、「1回くらい休んでもいいんじゃないの?」
ってカンジでもあるんだけどアンドレはどんどん進んでいく。
やっぱねーいくらスポーツジムに通って筋トレしててもダメなもんはダメだね。
3000メートルって高地で歩く、低酸素状態で歩く練習は海抜0(ゼロ)メートルのバンクーバーではできない。
それにここ数年、毎日の生活が机に座ってパソコンしてるか、車(バス)に乗っているかで、
週末1日子供とスキーに行くんじゃ身体の準備ができているとは言えない。
10:45 あーそろそろひと息つきたいなって思ったところで最初の休憩を取る。
3345メートルまできたか。
<3345メートルまできたよ>
カオル 「ちょうど1時間だよ」ってアンドレに言ったら、
アンドレ 「早いな、普通の日本人のペースだとここまで1時間半だ」。
「そんなに急がなくてもいいよ、時間はたっぷりあるから」は心の中にしまっといて、
カオル 「いいペースだね」とだけ伝える。
チャリー(おしゃべり)
4月18日(月) --- Day04
オートルート第一日目 サースフェー ⇒ テーシュ
しっかしさー、歩き出しの15分てなんでいつもこうしんどいんだろ。
全然時計も進まないし。
あー、疲れたってホント思うよ。
口の中が乾くと雪を放り込む、冷たくて美味しい。
3000メートルの雪は口で味わっても最高。
もちろん滑ってもオイシイことは言うまでもない。
やっぱね、昨晩降ってるよ。
今日はサースフェー(1800メートル)からアラリンパスっていう峠(3564メートル)を越えて、
テーシュ(1435メートル)というお客さんの泊まっている町まで滑り降りていくルートを取る。
実際の登り(歩き)は標高差で500メートルくらい、3-4時間くらいかな、後は滑るだけ。
カオルもこの時はまだまだ元気でペチャクチャと王様(仮名)に話しかけながらとかしてたんだよ。
山岳ガイドのアンドレにも「カオルはしゃべり過ぎ」と言われるくらい、
久しぶりのバックカントリーとヨーロッパの景色が嬉しかった。
この時はまだ元気だったんだってば。
"よく喋るひと”のことを英語で「チャーリー」っていう。
PC用語にも「チャット」なんていうおしゃべりを意味するものがあるでしょ。
それと一緒。
この時カオルは興奮してチャーリー(おしゃべり)だった。