
多くの人が突然の訃報に茫然としたと思います。
萩原健一さん、68歳。
長年闘病されていたことも初めて知りました。
「太陽にほえろ!」を愛し続けているにもかかわらず、実は歴代新人刑事の中で
一番よく知らないのがマカロニです。
放送当時はまだ幼くほとんど記憶がありません。
例えば部活の伝説のOBのような、ちらっとお見かけしたことはあるけど
怖そうで近寄れない。でも、先輩たちがちょっと自慢気に話しているのを
何度も聞いている…。
マカロニ、ジーパンはそんな存在でした。
近年になり、ようやくスチール写真だけでなく動くマカロニを観る機会に恵まれ、
なるほど、男が、女が、惚れるのが分かった気がしました。
どこを切り取っても絵になる、独特のカッコよさ、かわいらしさ、色気のある人です。
「太陽」という番組が伝説になったのも、萩原さんが初代新人刑事として参加したから。
これは、誰もが異論はもたないでしょう。
見た目だけでなく、才能・センスもずば抜けたものをもっていたんですね。
破天荒なイメージが強いですが、最近ではずいぶん丸くなられて、もしかしたら
OB会にも出席してくれそうな…話しかけても大丈夫そうな、でもやっぱり狂気を秘めていて
近づいたらいけない気がする、そんな印象でした。
「ショーケン」と呼べるほど親近感はなく、訃報がショックではあるけど涙は出てこない。
でも、自分でも信じられないくらい寂しいです。
ボスや長さんたちに、「お前来るのが早すぎるぞ」と叱ってほしい。
てへへ…と困ったように笑って頭をかくマカロニの姿が浮かびます。
萩原健一さん、ありがとうございました。
どうぞ安らかに。
周囲の人間たちが破天荒に育て上げたんだな、ていう風にも思う。
萩原さんもそんな扱いにいつしか心地よさを覚えてしまったから反逆児とか自分から
言うようになったんだとも見れる。
もっと周囲が健全に育て上げて、気心知る人間がもっといっぱいいれば、更なる魅力を
発揮してた萩原健一が絶対にいたはず。
つくづく惜しい人物を亡くしました。
この先、さらにかっこいいおじいちゃんになるに違いなかったので、その姿が見られなくて残念です。
先日NHKで放送されたドキュメンタリーでは、自分の中の弱さ、恐れなどを受け入れ、奥様や周囲にゆだねるようすも垣間見られ、切なくも愛おしかったです。