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最初の会社を円満退職した時の話⑦…先輩と飲みに行く

2017-04-15 12:39:22 | 日記・エッセイ・コラム

辞めると決意し、上司に伝え、辞表を提出したが
その後辞めることを言う気が失せてしまったことは既に書いた通り。

辞めにくい雰囲気の会社であることに加え辞めると伝えることでかなりのエネルギーを消費した。

しかし真意が伝わらず(誤解されている)上司からは抵抗にあっている。
そして何より転職先から事もあろうか「こっちのせいにするな」といわれている。
説明して誤解を解くことさえできない。

そんななか、担当しているユーザー(顧客)のことで大変お世話になっている先輩がいて
その先輩だけには何としても伝えなければならないと思った。
何としてというのもおかしな話だが。

先輩の前で躊躇していると
先輩のほうから「俺は知ってるんだよ」といってくれた。

その日、先輩と2人で飲みに行くことになり
そのユーザーの新しいオーダーを先輩のほうに行くことになり
「シヤマがいるのに今さら私がやらなくてもいいんじゃないですか?」
と言ったら
「いやシヤマは・・・・・なんだ」と上司はお茶汚濁している。

いろんな意味で上司や会社側も気まずいのだ。
それが会社の体質でもある。
聞き質してやっと私が辞めるということがわかったそうだ。

辞めることを知っていれば話は簡単だ。
その後、そのユーザーの事や私の今後について色々と話をした。

最後に
「考えは変わらないのか?」
「変わりません」
「絶対に無理なのか?」
「無理です」
と答えた。

なんだ伝わってるんじゃないか。

辞めた後の事もちゃんと進められているのだ。
そう思った。

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