家から出ると妙な雲の一部が見えた。もしかしてと思って全体が見える場所に移動すると、それは何とかなとこ雲だった。早速携帯で撮影。かなり近いためアングルに全容がおさまらない。家のすぐ近くなのだからデジカメを取りに帰ればよかったかもしれなかったが、私は写真マニアではなくかなとこマニア、積乱マニア。画質のはこだわらず、記録だけ残せばいいと考えてます。電柱、電線も気にしないということで。
他のブログを見てると、まず「カナトコ雲」とは何かとか、その前に「カナトコ(金床)」とはなにかを説明しなければいけないのかなとも思う。ただネットならググればすぐわかることなのでそれは省略して、積乱雲とかなとこ雲、さらにはラッパ雲やアサガオ雲との関係や違いを考えてみる。
ラッパ雲やアサガオ雲は積乱雲の中でも形がラッパやアサガオに似ているもののことをいう。カナトコ雲はどうなのかというと、必ずしも「カナトコ」に似てなくてもラッパ雲やアサガオ雲も含め、更に広がったものや多毛雲もひっくるめてカナトコ雲と呼ばれているみたいだ。学術的にどうなのかは知らないです。
とりあえず、これらは対流雲と呼ばれるもので、はじめは上昇気流によって作られ、上に成長している段階が積雲で、雲頂が成層圏との境である対流圏界面に届いて横に広がりはじめた時から「積乱雲」と気象学上は呼ばれているようです。(広がりはじめれば圏界面に届かなくても積乱雲になるという説もある・どちらもウィキペディアによる)この広がりはじめというのがまた色んなパターンがあって、どの段階から積乱雲かというのは、色んなパターンを知らないと結構判断は難しいです。