かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

ドイツ語検定2016年冬(その6)

2016-12-28 21:11:51 | 言語学
試験開始となり、問題用紙を開けて少し驚く。
過去問では、大問1が5問、大問2と3が3問ずつだったのに
大問1と2が4問ずつになっているではないか

大問1は、4つの会話を聴いて、内容が噛み合っているものを選ぶもので、
ここにわたしの苦手な足し算や引き算の問題が出てくることがある
頭の中では依然としてAuf der Maur, auf der Lauer, Sitz'ne kleine Wanze
と、ナンキンムシの歌が流れている。
が、放送が始まると音声に集中することができた。
わたしの席はいちばん前なのである。

幸いにも数字の問題も計算問題も出なかった

大問2は、数字や単語の書き取りである。
問題を見ると、前年まで1つだった数字の書き取りが
2つになっている
しかも両方とも二桁の数字の書き取り
である。
わたしに対する嫌がらせである

しかし、単語の書き取り(2問)のうち1つは自信を持って書ける単語で、
もう1つは筆記試験で見た覚えのある単語だった。
数字は例えば14と40のように、英語でも紛らわしい数字の組み合わせで、
最初に書いた答えを迷った末に書き直した。

大問3は会話の内容を表す絵を選ぶ問題で、
これは落ち着いて解くことができた

試験が終わったのは午後4時になる少し前である。
駐車場に戻る道すがら、見事な樹木があるので写真に収める

これをアニメ風に変えるソフトを使うとこうなる。


冬だというのに百合が咲いている。


これは、帰り際に撮った大学近くの自動車教習所の看板である。


おかえる様をマスコットキャラクターに使うとは、
良いことである

ドイツ語検定2016年冬(その5)

2016-12-26 21:37:11 | 言語学
筆記試験が終わり、15分の休憩を挟んでリスニングである。
トイレに行って戻って試験を待つ。
5級の時もそうだったが、
実はわたしはリスニングが苦手である
半年前のブログにも書いたが、
音は聴き取れるが意味がわからないのである

もちろんリスニング対策はしっかりしてきた。
2種類の教本と過去問の問題集についているCDを
通勤時に(ぐんうま在住のため、わたしはマイカー通勤である)
聴いていたのである。
最初は何を言っているのかさっぱりわからず、
ほとんど聞き流し状態であった。
何度も繰り返し聴いているうちに、朧げながら何を言っているのかわかるようになってきた。
それでも、何度聴いても苦手なものがある。
数字である。
特に二桁の数字と計算がダメダメである
ドイツ語の20よりも大きな数字は、
einundtwanzigのように
一の位→十の位の順で言うのである。
ちなみにこの数字は21である。
どうしても英語や日本語式に12だと認識してしまう。
過去問や練習問題の中には、
二桁の数字の計算という
わたしに対する嫌がらせとしか思えない問題があり、
この手の問題が出たらお手上げである

試験官が問題を配り、試験開始を待つ間、何とか落ち着こうとするのだが、
そんな時に限って頭の中にはラジオドイツ語講座で覚えた
ナンキンムシの歌
が流れて困る

ドイツ語検定2016年冬(その4)

2016-12-11 22:32:20 | 言語学
ドアが開いて入って来たのは、試験官2名である。
男性の試験官が教卓の前に立って、試験の注意を読み上げる。
それに従って、筆記用具以外のものをしまう。
実は、今回の試験に備えて、大人の鉛筆なるものを買った。
それは軸が木製で六角形のシャープペンシルである。
芯が鉛筆のそれなのである。
芯の濃さ(硬さ)は、いつも使っているBを選んだ。
わたしは鉛筆でもシャープペンシルでも、硬い芯が苦手なのであるのと、
Bならば絵も描きやすいからである(わたしの趣味の1つがイラストを描くことだから)。
しかし、いざ試験開始という段になって、普通のシャープペンシルを選ぶ。
なぜならば、試験問題の表紙には
筆記用具はHBの鉛筆かシャープペンシルを使用すること
と書いてあるからである

午後2時、筆記試験開始
最初の発音問題から知らない(覚えていない)単語が出てきて焦る
自信のない前置詞の問題は、かろうじて覚えている事項が出た。
練習問題で何度も引っかかった命令文は、苦手な不規則変化の動詞で、全く自信がない
極め付けは、この単語
Oktoberfest
もちろん読み方も意味もわかる
わからないのは性別である
ドイツ語の名詞には男性・女性・中性の区別があり、その区別に従って冠詞や形容詞などの語形が変化する。
わたしは格変化も苦手である

筆記試験は60分間で、大問が9まである。
それぞれの大問で、自信のない問題が1つ以上ある。
試験終了間際に、例のOktoberfest と命令文の解答を迷いに迷って書き換える。
果たしてこれが吉と出るか凶と出るか

ドイツ語検定2016年冬(その3)

2016-12-08 22:16:25 | 言語学
試験場に戻ると、もうすでに開場していて、
中には何人か受験生がいる。
机に貼られた受験番号を探して、着席する。
わたしの席は窓に近い側で、ブラインド越しに外の景色が見える。

他の受験生の方々は、『独検合格テクニック』や
『独検合格四週間』といった対策本を開いて勉強している
これらの本は、もちろんわたしも持っていて、
それらを使って勉強してきたのだが、
普段使いの鞄が小さいため試験当日には持ってこなかったのだ
その代わりに持って来たのは、
『独検合格テクニック』の巻末ページ(文法のまとめや重要単語などが載っている)のコピー
『独検合格四週間』の要点をまとめたノート
である
本当に受験する気があるのか、疑われそうな所持品である

後から来た女子大生らしき受験生は、おそらく大学の授業で使っているとおぼしき
カラフルな大判テキストを開いている
いまどきの大学生は、ずいぶん楽しそうなテキストを使っているものである。

試験が始まるまであと15分。
どうしても覚えきらなかった前置詞の格支配を必死になって覚えようとしていると、
教室前方のドアが開く。


ドイツ語検定2016年冬(その2)

2016-12-05 22:46:11 | 言語学
車から降りて、大学の建物方面へ歩く。

わたしの母校よりもはるかに広大な敷地に、建物がいくつもそびえ立っている


案内に従って進むと、受験会場のある校舎に着く。
受験会場は、建物の2階以上のようだ。
階段の壁には、このような表示がある。

わたしが向かうのは試験場Aである。

試験場Aは、2階にある。
会場に入る前に、何か飲み物を買おうと思い、階段を降りる。
1階には何もない。
建物から出て、自販機か学食を探すと、今回はさほど迷わずに自販機が見つかった。
暖かいお茶にしようか、果汁飲料にしようかと迷ったが、
結局いちばん安い水にする

試験場に戻る途中に、気になる掲示物を見つけ、読んでみる。
それは、保健管理センターのカウンセリングのお知らせで、
精神的な悩みのある学生さん向けのもののようだ
それが、就職課らしき建物の近くにあるのが何とも言えない