暫く暖かい日が続いたので今日は一段と寒さが身にしますなぁ(--;)
昨日だったか一昨日だったか気温が二十度近くまで上がったのにねぇ 信じられないこんなことぉ^^
私ら高齢者のみにはかなりこたえますねぇ(T0T)
さすがに今日の海はハンパない時化だったみたいでぇ・・まぁ海のためにはその方が良いかと・・(^-^)
さて、今日は以前に起った事実の事件を書いてみたい
これは40年くらい前の出来事なんだぁ・・私は、実家が鮮魚店&料亭を営んでいたので毎日朝市に
魚を仕入れ(競り)に行っておりました。
そして、競りが5時半から始まるのですが 競りが始まったら各々が競り落とした魚はそのまま
その場に置いていくのですよねぇ まぁその後に時を待たずに競り落とした業者の別の従業員が品物を
自分達の決まったスペースに運んで積み上げていったりするんだけどぉ・・
仲買業者は、市場の施設内に売り場を設けてあるから直接そっちの方へ持って行くのだけど
個人店舗の業者は施設内の隅っこの方へグループを作って置いていたんですよねぇ
一応、競り落としたら直ぐに「エボ札」という大きめの名刺サイズみたいな紙に業者名を書いてある札を
入れて置くんですけど・・ かなり年配のオッサン達が言ってたんだけど
ある時期から頻繁に地魚を入れてあるトロ箱がいくつか無くなるようになったと・・
というかぁもうかなり前から盗まれていたらしくて・・・10年以上経つって聞いたなぁ
そして何故か何年も捕まらなかったんですよねぇ まぁ競り場という特殊な環境だったから捕まらなかったのかもだけど~
私は一度も盗まれたことはなかったから良かったんだけどぉ
地魚を扱っている個人の業者ばかり被害を受けてたのですよねぇ 競りが始まってる最中に何食わぬ顔で
やられていると皆が思ってたのだけどぉ 何年も捕まらなかったのはズッと皆が関心が薄かったためだったからだと・・
あの競りの最中の喧噪の中で誰も他のことに気を向けてはいられないのだ
もし競り場で目を離せば魚は競り落とせなくなったり間違えて競り落としたりするからね(--;)
まぁ盗まれるのは必ずトロ箱に入った地魚だけでそれも少々だけなんだが・・しかし競りが有る日は殆ど
毎日、魚が無くなっていました。しかも犯人は賢い奴でありましてねぇ
毎日違う業者の競り落とした魚を盗んでいたのでもし魚が無くなっているのに気がついても誰かが間違えて持って行ったかな?
それくらいにしか考えていなかったみたいであまり騒ぎ立てなかったそうですがぁ
これが10年以上も続いたものだから個人の業者がボチボチと騒ぎ始めたんですよねぇ
過去にそんな悪い事する奴が競り場に居た例が無かったので騒ぎが始まってから皆が絵を光らせて要心するようになった
それでも盗人は、ふてぶてしく休むこと無く毎日のように盗んでいたようでして・・・
しかしついに、御用となって皆さんの前に姿を現すことになったのです
捕まえたのは、小さな業者の若い従業員でした。キョロキョロして何だか動きがおかしなオッサンがいるなぁと思って
見ていたそうですが 他店のエボ札を勝手に剥がしてトロ箱を持って行くのが見えたので気がつかない振りして見てたら
盗んだ魚を持って競り場の外へ出てったそうです そして暫くしてまた競り場に戻ってきて仲買が買った魚を買ったり
してたようでした。 若者が自分の親方にその話をしたら親方が個人業者の仲間にその話をして
皆で現場を押さえようと言う事になり 直ぐに捕まえたそうです
それが捕まった犯人は市場のすぐ側に家を建てていて歩いて1分くらいの距離だったとか・・
それで盗んだ魚が何処にも見当たらなくて直ぐに消えてしまう理由が分かったと・・
盗んだら直ぐに家に持って帰っていたのだよねぇ(--;)
その当時のオッサン達は、この家の玄関は俺の盗まれた魚で出来ているとか庭は俺の魚だとか冗談交じりに言っていたが
あながち間違ってもないなと思った かなり長い間の所業だったからね それくらいはあったかも・・
まぁ直ぐに警察に通報されて逮捕されたのだけど 其の後誰もが二度と顔を見ることが無かったとか・・
いやぁ世の中にはこんな事もあるんですなぁ 十年以上も放置されていた泥棒とか・・
まぁこんなちんけな盗みをする奴が居たりするのも呆れますがねぇ
と言う事で今夜はちょこっと昔の事を思い出したので書いてみました^^
それでは皆様、また明日もお仕事頑張ってね! おやすみなさ~い ^-^/zzz
「サッパ」私達、熊本県人は全ての人が「ハダラ」とよんでいる
瀬戸内で獲れる「ママカリ」によく似ているが少々異なっている
素焼きして甘酢に漬けたりそのまま内臓処理もせずに濃い酢に漬けて
食したりしている
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