開光塾 カアチャンのつぶやき

どうしたら子どもたちに力をつけていけるか、元気に育っていけるか。
愉快でパワーにあふれたみんなとの、楽しい記録です。

不思議体験(その2)

2018-05-25 20:40:43 | 不思議
先生、オレ、小人を見たんよ。

塾に来るようになって、3年目の夏のこと。
これまで、そんなことは1度だって言ったことはなかったのに…

どんな話?
聞かせて
笑わんで、聞いてよ。
ウンウン

小さかった時に、親戚が集まって、
夜は子どもばっかりで一つの部屋に、ぐっちゃぐちゃに寝たんよ
暑かったけえ、なかなか寝られんかった
そしたら、ゴショゴショ、ガヤガヤっていう声が聞こえてきてさあ。
だんだん大きくなるけえ、何かと思って起きたら、
これっくらいの(…と言いながら、指で5㎝くらい)大きさの小人がいっぱい、
並んで部屋の端っこの方から、行進して来よるんよ
畳のふちとふちの間って、みぞがあるじゃん、あそこを歩いて来よるんよ。
オレびっくりして見とったけど、小人はオレにかまわず、
ガヤガヤ言いながら、今度は壁を登っていくんよ。


えっ~、そんでそんで、どこに行ったん?

壁を登って窓んとこの端っこを行進して、
隅っこにある小さな穴の中に、みんな入って行った。

次の日、窓んとこの穴を見たけど、そんな穴、なかった…。


へえ~

聞いていた私も、子どもたちも、みんな唖然としました。
そんなことがあるんだねえ。

誰も彼をからかうこともなく、
彼は次の話を聞かせてくれました。


そごうのとこに、本通りがあるじゃん。
おれ、横断歩道のとこで、信号が青になるのを待っとったんよ。
横断歩道の向こうにも、いっぱい人が待っとったんじゃけど、
そん中に一人だけ、なんか知らんけど、気になるおじさんがおったんよ。
なんというか、ほかの人もおるんじゃけど、
そのおじさんだけが、浮き上がって見えるみたいな。

信号が青に変わって、みんなが横断歩道を渡り始めて、
そのおじさんとすれ違った時、そのおじさんが、


「よく、わかったな…」と言ったんよ…

マジで、ビビった
まだあるけど、もうおしまい!


私は、びっくりしました。
あまりにも具体的。

ほかの子どもたちからも、話を聞く機会があって、
こりゃ、言わないだけで、子どもたちはいろんなことを経験していると思いました。

目の前に、信頼できる大人や仲間がいるって、大事だなと思います。

私は、子どもたちをある意味尊敬し、
絶大なる信頼を寄せています。

それは、
子どもたちは、どこまでも伸びようとする、未知のエネルギーのかたまり
…だということ。

大人としての姿勢を正されます。
どこかの、選手を守ろうとしない大人には、なりたくありません

明日は、ロボット教室の日です










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