開光塾 カアチャンのつぶやき

どうしたら子どもたちに力をつけていけるか、元気に育っていけるか。
愉快でパワーにあふれたみんなとの、楽しい記録です。

広島県 入試制度見直し

2019-09-17 20:54:45 | 子どもたち
推薦入試がなくなるって!


塾に通う中学生は、
ほぼ100%、公立高校への入学を目指している
前期期末テストが終わって、
ほっとしているところへ
大きなニュースが飛び込んできた
入試制度が大きく見直されるらしい。

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県立高入試、推薦廃止
 広島県教委素案 22年春目指す 2019/9/13

 広島県教委は13日、県立高の入試制度改革の素案を
 県庁であった県教育委員会議に示した。
 現在の推薦入試(選抜I)は廃止し、
 一般入試(選抜II)と統合する。

 入試で重視される「調査書(内申書)」の在り方も変更。
 スポーツや文化活動などの記録は、
 生徒自身が「自己PR書」として作成
し、
 提出するとした。

 県教委は素案を基に、
 県民に広く意見を聞きながら、
 より詳しい制度設計を進める。
 選抜Iの廃止時期は、
 現在の中学1年生が受験する
 2022年春を目指す
とした。

 01年度から大枠を維持してきた
 現行の入試制度は大きな転換点を迎える。

 素案では選抜Iと選抜IIを一本化。
 2次募集の選抜IIIを含めて、
 現在は2月上旬から3月下旬にかけて
 約2カ月間続く入試期間を短縮する。
 統合後の一般入試は、
 2月下旬か3月上旬のいずれかに設定する考え。
 定員割れした場合の2次募集は3月下旬となる。

 内申書は、名前と性別、
 教科の成績はこれまで通り中学校が記す。
 スポーツや文化、ボランティア活動などの記述は、
 受験生が自ら作成する「自己PR書」に置き換える。


 一般入試では各高校が特色などに応じて、
 内申書と学力検査の配点を
 独自に設定できる仕組みを導入する
とした。

 県教委は6月、入試制度の見直しに向けた
 検討を始めると表明。
 8月にまとめた県内の公立校長アンケートでは、
 入試の簡素化に肯定的な意見が計88・4%、
 内申書の簡素化に肯定的な意見が計86・1%を占めた。(久保友美恵)


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 簡単にいうと、
 公立高校の入試は、これまで

 選抜1(推薦入試)と選抜2(学力試験)

 という二種類あったけど、
 2022年春(現中1生)から、
 推薦入試はなくして、学力試験だけにするということのよう。
 
 推薦入試を受験するために必要だった『小論文』が
 なくなるということですね

 小論文を書く力=論理的思考が
 できなくなる方向に向かっているようで、
 残念です

 大学を卒業して企業や公務員試験を目指す際に、
 初めて小論文を書く・・・ってのは、
 どないだ?
 
 
 

カタカナは、お笑いの世界

2019-09-15 09:38:31 | 子どもたち
カタカナの読めない子どもたち

英語の学習を始めるために、
ローマ字の復習をするのですが、
ひらがなの50音を覚えていない子どもたちが、とても増えています。

 な た さ か あ
 に ち し き い
 ぬ つ す く う
 ね て せ け え
 の と そ こ お


子どもによって様々ですが、
例えば、た行がどの位置にあるか、
見当がつきません

母音を横に読んで、
「あかさたな はまやらわ」
「いきしちに ひみいりい」
「うくすつぬ…」


・・・と読んでみせると、
みな一様に、びっくりした顔をすることに、
こちらがびっくり 

辞書をひく機会も少なくなるばかりなので、
困らないでしょうが、
日本語の大きな役割を知る者としては、
とても残念です

カタカナに至っては、読むこともできなくなっています。
国語の時間に音読をしてもらうとき、
カタカナに当たると、途端に詰まります。

読めないのですから、書けません。

社会科で外国の地理や歴史を勉強すると、
カタカナが必ず登場、
 問.「アメリカの首都はどこですか?」
 答.「ワツントン」
 塾長「ワントン、わつんとん?なんや、これ!」

」と「」の書きわけができないんですね~
その後もあちこちで続出。
「シカゴ」は「ツカゴ」、
「ミシシッピー川」は「ミツツッピー川」
「自動車の町デトロイト」をうまく読めなくて、「デカライト」…!

書いている本人は真面目にやっているものですから、
改めて自分の字を読んでみて、
「あれ?」・・・と、大笑い
全く、お笑いの世界です。

このお笑いは、塾を出る玄関口まで続きました。

『少年よ、タイツ(大志)を抱け!』
『本能寺のヘソ(変)』