- 雇用主支払報酬申告書の性質
税務局は、雇用主が各従業員への報酬(給料、賃金、手数料等を含む)を申告するために、毎年雇用主に雇用主支払報酬申告書を発行します。
- 雇用主支払報酬申告書の提出
税務局は、課税年度の第一営業日に、全ての雇用主に当該年度の雇用主支払報酬申告書を発行します。全ての雇用主は、雇用主支払報酬申告書を受領した日から1ヶ月以内に提出する必要があり、又は提出期限前に税務局に書面で申告の延期を申請する必要があります。雇用主は、完全な雇用主通知書(Form BIR56,IR56B)を提供する必要があります。雇用主支払報酬申告書を記入する前に、Form BIR56Aに記載された「備考及び説明」をご注意ください。会社は従業員を雇用していない場合、又は退職した従業員のために給与所得税を納付する必要がない場合でも、Form BIR56Aのゼロ申告を行う必要があります。従業員の課税所得の二重申告を避けるために、従業員がForm IR56F又はForm IR56Gを提出した場合、雇用主はForm IR56Bを提出する必要がありません。
- 提出の延期
記入済み雇用主支払報酬申告書は、発行日から1ヶ月以内に税務局に提出されなければなりません。期限内に準備ができなかった場合、税務局に提出期限の延長を申請することができます。申請は書面で提出し、合理的な理由が提供される必要があります。当該申請には、以下の内容を提出しなければなりません。
(1) 商号とファイル番号
(2) 課税年度
(3) 延長の時間
(4) 延期の理由
- 雇用主支払報酬申告書副本の発行
雇用主は税務局から雇用主支払報酬申告書副本(例えば、(Form BIR56A及びIR56B、又はForm IR56E、IR56F、IR56M及びIR56G)を取得できます。雇用主は申請書に雇用主のファイル番号、商号、課税年度及びメールアドレスを記載する必要があります。
- 電子申告
雇用主支払報酬申告書は電子申告で提出されることができます。雇用主は税務局のウェブサイトに関連するソフトウェアをダンロップし、又は書面で税務局にソフトウェアのCDROMのコピーを要求することができます。