隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

ド・ド・ドーンは「夢の世界」で、マジな真剣勝負の場!

2018年03月20日 01時53分28秒 | ライブリポート(音楽)

2018.03.18(日)
エレファントカシマシ
30th ANNIVERSARY TOUR "THE FIGHTING MAN" SPECIAL
    ド・ド・ドーンと集結!!〜夢の競演〜
at さいたまスーパーアリーナ



 たくさんのメールありがとうございます!
 それを読むだけで、単純なワタシはすでに参加したような錯覚に陥っています。
 その中から少しだけご紹介します。

 まずはセットリスト。トップバッターのスピッツ。1曲1曲が長くないし、ライブで演出しないから、曲数いちばん多い。
 01 春の歌
 02 
恋する凡人
 03 8823
 04 
初恋クレイジー
 05 
チェリー
 06 
愛のことば
 07 
スターゲイザー
 08 
浮雲男(エレファントカシマシの曲をカバー)
 09 
みなと
 10 
涙がキラリ
 11 
さわって変わって
 12 
スパイダー
 13 
トンガリ
'95

 そして2番手はMr. Children

 01 Everything(It's you)
 02 HANABI
 03 innocent world
 04 太陽ギラギラ(エレファントカシマシの曲をカバー)
 05 and I love you
 06 here comes my love
 07 himawari
 08 やさしさ(エレファントカシマシの曲をカバー)
 09 名もなき詩

 最後はエレファントカシマシ
 01 
RAINBOW

 02 奴隷天国
 03 悲しみの果て
 04 星の砂
 05 風に吹かれて
 06 笑顔の未来へ
 07 桜の花、舞い上がる道を
 08 風と共に
 09 ガストロンジャー
 10 今宵の月のように
 11 Easy Go
 12 FLYER

 なんだかもうセトリを見ているだけで、お腹いっぱいになってしまうぜいたくな曲たち!
 (エレカシ ラストの「FLYER」聴きたかった!)


■ ファンが緊張する?スピッツ
 お馴染みのSUGINAMI MELODHIが流れて、「え、トップバッター?と一気に緊張」という人多かったみたいです(笑)。
 kurodaさん、初スピッツの最初の曲が大好きな「春の歌」で感動したそうです。「ちょっと緊張してる?」と思ったと。
 
 「昔ライブハウスに出ていた頃を思い出して少し緊張する」と言い、
 「エレカシのファンの方は知らないかもしれないので」の前置きのあと「オレたち、スピッツというバンドです。お見知りおきを」(笑)
 そして、エレカシへの愛を「昔は正座でして聴いてたけど、最近は立って聞いてます」。このとき、シャキーンを直立不動してたそうで、「愛」は変わらず続いている証拠。
 「エレカシの30周年のイベントに呼んでもらえるのは、とても光栄なこと。今日は頑張ります! よろしくお願いします!」
 megさん、「健気で泣けました」。

 MCでは、
 田村「フェスではステージ裏にケーキがあったりするけど、今回はあんこ系が多かった」
 草野「スピッツもミスチルもエレカシも高齢のバンドだから、あんこ系?」から、サプリメントの話に行きそうになって、
 テツヤ「ここでその話する?」
 とタイミングよく止めてくれたらしい。よかった。

 草野くん、宮本さんのインタビューの話から、「40代は若者の老年期、50代は老人の青春期。今が青春!」。
 これに勇気をもらったという「スピッツと同い年」のK子さん。

 短いメンバー紹介があったそうで、﨑ちゃんがいつものシンバルネタやっていたそうだ。

 声はきけなかったけれど、最後の「トンガリ'95」でライトを浴びてのドラムソロ! かっこよかったと。
 田村くんはいつもの暴れっぷり。スピッツファンにとっては平常運転だけど、初スピッツの人からは、「外見からはギターの人が暴れそうに見えるけど。ベースの暴れ方、ふつうじゃない」と。例によってマイクスタンドに絡まっていたらしい。
 「とんだり跳ねたり。ベース置いちゃって走り回ったり。あんなベーシスト初めて見たけど、すごくいいよ」という声も。
 初スピッツのみなさん、彼はいつもああなんですよ。
 「みなと」での口笛がきれいで聴き惚れた人も。横を向いて吹くので、その横顔が「崇高」だったとberaさん。

 カバーはまさかの「浮雲男」。
 いつもメールをくれるヒョイさんは、「最近では、胎盤での『叫べ』も、ロックロックの『虹の彼方へ』も、ポルノの『アポロ』もよかったけど、それを軽く凌駕する『浮雲男』」。ああ、これだけは聴きたかったなあ。
 「煙草をやめたミヤジが最近は歌わなくなったこの曲を、丁寧にメロディーが際立つようにカバーしていて、マジでスピッツの曲だった。初期の頃のエレカシのとがり具合に通じるものをスピッツは持っているんですね」
 なるほど。
 サキさんは「原曲を大事に正しく歌い、それでも彼らの爽やかさが煙草のタールを弱めてくれました」。

 宮本×草野の対談で、レコード会社の契約が切れていろいろ大変だったころにスピッツの「涙がキラリ☆」を聴いていたという話をしていたことがあったけど、そのエピソードからの選曲ですか? 

 「エレファントカシマシもミスチルもスピッツもご長寿バンドだから、今日ここにいるみなさんは長生きします」宣言もあったそうで。「エレファントカシマシもMr. Childrenもスピッツもまだまだがんばりますからよろしくお願いします」。いい言葉!

 そうそう、ユエさんによると、隣の席のエレカシファンが「草野さん以外の人が喋ってた!!」と笑ってたそうです。エレカシでは宮本さん以外しゃべりませんものね。はい、ワンマンではもっと喋ります。ゆるいけど、結構おもしろいんですよね。

 そして、初めてメールをくれたバリバリのエレカシファンの男性、Mさん。「自分はスピッツを舐めてました。今までほんとうにすみません。スピッツはロックバンドだ!と、舐めてるやつらに伝えておきます。曲はもちろんいいのは知っていたけど、華やかな演出やパフォーマンスがあるわけじゃなく、CD再現かという完成度の演奏を平常心で続けるようすに、むしろロックを感じました」
 ありがとうございます。



■ 熱い男、さすが桜井くん
 意外に初ミスチルの方からのメールも。
 「桜井さんのライブのもっていき方、やっぱりすごい」と。
 ドラムのJENさんの笑顔にやられちゃった人も。「﨑ちゃんとはまた違ううれしそうなニコニコ」
 そして「みんなが歌える歌ばかりっていうのがすごい!」
 桜井くん、何度も「エレカシ最高!!️」と叫んでいたそうだ。

 ミスチルのカバー曲もしぶいところで、太陽ギラギラ」。
 「
エレカシの熱心なファンの方、ここはお手洗いに行くとこです」と言ってたそうだ(笑)。
 タモツくん「『浮雲男』は完全にスピッツの曲になってた。『太陽ギラギラ』はそのまんま配信できそう」って。
 曲がかぶっていないか、選曲を告げたところ、エレカシサイドのスタッフが「そこを選ぶか」的に驚いていたそうです(笑)。

 桜井くん、エレカシ関連の昔の話を熱く語っていたそうで。
 地味だとオーディションに落とされていた自分たちだけど、エレカシのライブに行ったら、「衣装も地味だし髪も立ててないのにすごいカッコいいライブだった」とか。


■ 暴れるボーカル「イベントの趣旨が・・・」発言
 「出てきたしょっぱなからミヤジは石くんの首に腕をまわして引きずり出した。ギター投げて、『尻出してブー』」
 「露悪的な本性が出たか? お祝いしてくれる2バンドへの照れ臭さなのか?」とyellowさん(じつはイエモンファンらしい)
 「ああいうボーカルをミスチルファンやスピッツファンはどう思ったでしょう」と心配していました。
 大丈夫だと思う(笑)。あの年齢であの所作はむしろ「かわいい」と言われます。それに彼らのパフォーマンスを見れば、「お尻ペンペン」はたぶん忘れてしまう・・・。
 初エレカシの人から、「衝撃だった。スピッツの真摯でオルタナティブな音に見せられ、ミスチルで踊り狂って、もうこれで十分、と満足していたら、宮本さんが声を発してちょっとして、アリーナの空気が変わっちゃった」と。

 そうそう、
宮本さん、言ってたそうです、「涙がキラリが好きだってこと、スピッツは知ってたのかな、俺のためにやってくれたのかなあ。『浮雲男のカバー』で号泣」、そして、「太陽ギラギラ」で昔を思い出したとも。


 3バンドのそれぞれの魅力が際立って見えた、そんな夜だったと多くの方が言っていました。
 「スピッツはカバーも含めてエレカシへのリスペクトをあふれるくらいに見せてくれたし、ミスチルはそんな中で自分たちの姿をきっちり表現してたし、エレカシは無邪気に喜びながら前に進んでいた」(トモロヲさん)
 「小さなカタマリを丁寧に手探りで作り上げて独自の世界をつくっていくスピッツ、広い会場をすべて惹きつけてしまうミスチル、そしてそういうすべてをぶち壊しながらも私たちを連れて行ってくれるエレカシ」(Dr. さん)


■ みんなで「ファイティングマン」
 そして、アンコール はエレカシのファイティングマンをセッション。
 エレカシとスピッツが演奏で、「ミスチルは踊ってくれる」(宮本氏)。ミスチルメンバー、タンバリンと踊り担当のJENさん、目立ってたそうです。
 詳細は不明ですが、「1番は桜井さん、2番はマサムネくん」という情報も。
 「マサムネくん、途中で少しずつスピッツメンバーに近づいていく感じに笑えた」
 「ミヤジがマサムネくんと桜井さんの肩を組んだりしてました。マサムネくんが絡まれてるようにしか見えなかった」
 「感情むき出し的なボーカルに挟まれた正宗さんが必死で頑張ってた」
 「アンコールで最初に呼ばれて、ほかのメンバーが出てくるまでエレカシのみなさんにペコペコするスピッツボーカル」
 「ミヤジに『スピッツ素晴らしかったです!』と言われて、マサムネ『いや、最初だったんで、ちょっと悔しいというか、ミスチルとエレカシみながらいろいろ反省点が・・・』と言ってました。謙虚」
 「ミヤジに再び肩を組まれたとき、マサムネは驚いて一瞬ビクッとしてた」 あらら・・・。
 ミヤジは「凄くカッコよかった」と言われて、ホントに嬉しそうでした、という情報も。

 スピッツとミスチルのリスペクトを受けながら、「このイベントの趣旨がわからない」と言い放った宮本さん。それはやっぱり照れ隠し?

 「この3バンドに共通してるのは、みんな音楽が好きで、すばらしい曲をみんなに届けたいといつも思っていること」と言った宮本さん。「ファイティングマン」の最後には子どもみたいな笑顔の彼がスクリーンに大写しになっていたそうです。
 楽しいお祭りだったけれど、それぞれのパフォーマンスの部分では真剣勝負の「対バン」で、ベテランと言われるようになっても闘い続けるバンドマンたちがすてきだったんでしょうね。


 いろいろな方の言葉。
 ● 山崎洋一郎さん
  https://rockinon.com/blog/yamazaki/174314

 ● 亀田誠治さん
  https://twitter.com/seiji_kameda/status/975395164284792832?s=11

 ● 佐々木美夏さん
  https://twitter.com/sasamika815/status/975297966587092993?s=11 

 ● ライターの鈴木淳史さん
  https://twitter.com/suzudama14/status/975356899703967744?s=11

 ● ライター松浦靖恵さん
  https://twitter.com/yokomatsumatsu/status/975539239508099072?s=11


 ● クージー
  https://twitter.com/cq2d/status/975437209724600322?s=11
  https://twitter.com/cq2d/status/975591023832281088?s=11

 ● 村山潤さん(FLOWER FLOWER) 
  https://twitter.com/jun_murayama/status/975377342049628160?s=11

 アジカンの喜多くん、スキマスイッチのどちらか、ACIDMANのメンバーの姿を見かけた、と教えてくれたみなさん、ありがとう!

 そうそう、3バンドのボーカルをこんなふうに比較していたツイートをミーさんが教えてくれました。
 「草野マサムネ:50歳の妖精/桜井和寿:48歳のアイドル/宮本浩次:51歳児」
 「スピッツ:森の木こり/Mr. Children:王子様/エレファントカシマシ:日本の小学生」
 どちらにしても、エレカシ宮本さんの破壊力はハンパじゃない



 WOWOWで5月に放映されるらしいけど、3バンドではなくエレファントカシマシのパフォーマンスだけらしいですね。
 せめて最後のセッションだけ・・・と願いを込めて。


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