JAMBOREE TOUR 2007-2008 さざなみOTR
JCB HALL(2008年10月14日 18:30開演)
のMC集です。14日の夜からちょっとずつ書きためて、ようやく終わりました。
間違ってもこっちから読まずに、とりあえずは本編をのぞいてください(笑)。
■おまけの 「MC」 集
ここから、例によって、覚えている限りのMCを並べます。なお、多少勝手に脚色していたり、勘違いもあるかと思うので、ご容赦くださいね。
◇白シャツ軍団とそのエピソード
例によって、なんの演出もなく、ひとりひとりが何気なくステージに登場したんだけど、なんか奇妙な違和感が…。
そう、メンバー全員、それもクージーまでが白の衣装。スピッツってビジュアルに統一感がないバンドだから、こんなふうに揃うとホントにヘン(笑)。マサムネ+テツヤが白のシャツ。マサムネは肘までの五分袖の体にぴったりフィットしたやつで(体の細さが際立ちます)、テツヤは半袖。夏のロックロックでもかぶってた帽子(ボーラーハット? ダービーハット?)からサラッとした髪が見えて、すごく似合っている。奇抜なファッションもいいけど、こういうさりげないのもいいですね。崎ちゃんは白のTシャツに何かはおっていたような。
そこで白衣装に関するMCもろもろ。
自分は今回3枚のシャツのローテーションだから「3の倍数のときにこれを着る」とマサムネ。それで、なんで今日はテツヤも同じ白なのか?と軽く追求し(どうでもいいじゃん)、
「テツヤ、ローテーション守ってない?」
「ウン、俺、ノーローテーション」。ノーローテーションって何(笑)。
田村君はみんなが白衣装なのに自分はそうじゃなくて慌てたとか。
「田村って、(開演間際まで)なかなか着替えないよね」とマサムネ。
それは軽くスルーして、「だから俺、今日は私服」(白にプリントのあるTシャツ)。会場ザワザワ。
「でさ、俺、今日は何着て帰ろうかな」
ボーカルは最初冷たく、「そのまま帰ればいいじゃん」(アンコールでトマトレッドのツアーT着てた田村君は「えーっ、これ~?」って)
「俺の貸してやるよ」
「今夜オークションに出品されてるよ」
「草野マサムネの私服シャツ」って? それも「リーダーが着て、洗ってない」とか。いやいや、それはマズイっしょ。…と、これは私が思ったんだけど。
◇「裸のままで」 の思い出
白衣装の話から続けて、田村君が昔のこと、思い出したみたい。
「昔、スピッツが人気者だった頃…」
「ああ、キャーキャー言われてた頃ね」とボーカル。
「人気者だった」頃って…(笑)。つまり「ロビンソン」直後からしばらくの間かと思われ。
ライブ後に出待ちをするファンを待たせてはいけないという理由で(っていうか、ファンが大勢来て混乱するのを避けるため、終演後みんなが楽屋口に来る前に車に乗って帰っちゃおうという意図なんだけど)、「即出」をしてた、と。
「そのときのライブで、俺、興奮しちゃったのか(笑)Tシャツ脱いで(客席に)投げちゃったから裸だったんだよね」
で、急いで出なければならないから着る時間もなく、裸で車に飛び乗った、と。当然、何人かのファンの子たちは「裸のままで」帰っていくベースの人を見たわけで。
「『ロビンソン』やってる人が裸で帰るって(似合わねー」という話。しかも冬だったらしいです。
人気者時代は大変だったんだな。
あとでクージーが指摘していたけど、その話の前に田村君は「裸のままで」のイントロを軽く弾いていたらしい。全然気づかなかった…。さすがクージーのフォロー。
◇ワイヤレスマイクと戯れるボーカル
今回のツアーから、ワイヤレスマイクが登場。
「一度使ってみたいって言ったんだよね」とうれしそうなボーカル。リクエストしたんだ~。
それで、いろんなこと?してみせてくれました。
「こんなふうに足をおいたりして」とアンプに片足を乗せてかっこつけてみる。
「♪恋いかな 恋じゃない♪」と歌うボーカル、それに対して「yes」と反応するお客がちらほら。
あげくの果てに、「これを知ってるあなたたちって…(結構な年齢?)」だと。
「走る?」と笑って、それを要求する声に「走ったら、そのあと10分はトークすることになっちゃうよ」 そうだろうな。ミスチルの桜井さんとは違うし(笑)。
そのあと、くるっと回ってうれしそうにかっこつけて笑った40歳のボーカルでした。
ワイヤレスマイクは来年のアリーナライブの予行演習? ってことは、ホントに走る気? ま、あまり無理しないで。田村君もどこかに「いつもとおんなじライブをするよー」と書いていたしね。
◇「若パイ」って…
新曲 「若葉」 にまつわるMCより。
ライブでは田村君が縮こまって(笑)マンドリンを演奏してたけど、CDではテツヤが弾いているそうです。
田村君、イントロを終えたとき、安心したような笑顔が印象的だった。
「書き込みで、田村の『ウクレレ』がカッコよかったって書いてあったけど、『マンドリン』ですから」と草野。
すかさず田村君の問題発言、「『若葉』はライブが練習だから」。
「いやいや、練習はマズイでしょ。本番、本番」とボーカル。そう言いつつも、
「今日からラジオで流れてるらしいし、これまではよかったけど、もう歌詞間違えられない」なんて。
田村君の 「草野だって…(マズイじゃん)」はスルーして話し続ける草野。
つまり、いろいろイメージをふくらませて違う歌詞で歌っちゃうこともありうる?みたいなことを言っていました。
そこでテツヤが絶妙なタイミングで入り込んでくる。「マサムネ、『若パイ』って歌ってたから」
会場に「ああ、いつものテツヤだ~」的な笑いが広がるなかで、「それはキミの心の中でしょ」と冷たく言い放つボーカル(笑)。
◇崎ちゃんワールド
いつも奥にいてメンバーを後ろで支えているドラマー崎ちゃん。でもしゃべらせると、ホント、崎ちゃん語録爆裂なんだよなあ。おかしい。
「今日は崎ちゃんの声を聞いてないから」とボーカルがふったときも、アンコールでのメンバー紹介のときも、開口一番は「東京ドームがさ~」って。やっぱ野球から始まる。会場には「またか~」って、ほんわかした笑いが起こる。
崎ちゃんは四国ツアーのとき、タイガースの岡田監督の胴上げがあることを予想(期待?)して、タイガースのユニホームを持参してたらしい。ペナントレース優勝が決まったら、ライブで着るつもりだったのね。残念。
「(結局着る機会もなく)きれいにたたまれたまま」って。
「一昨日くらいまでは70%くらいで」って草野。元気なくて70%の勢いだったってこと?
これはマズイと思ったのか、「MCね、MCが70%」と草野。
「そうそう。そのぶんプレイはがんばった」と崎ちゃん。笑ったー。
アンコールでは、東京ドームに隣接した「東京ドームシティアトラクションズ」(昔の「後楽園ゆうえんち」ね)の話題。
「あそこにジェットコースターあるでしょ」 ああ、ラクーアのサンダードルフィンね。
「あれ、ビルの間をいくから怖いよね~」って。
マサムネが「乗ったことあるの?」って聞いたら、「ない」って。ないのかよっ!
そこからジェットコースター話で盛り上がる(?)。
「お金まで払って怖い思いはしたくない」とテツヤくん(マサムネだったかな?)
「テツヤは観覧車もダメだよね」とマサムネ。重症なのね。マサムネはジェットコースター途中で写される写真を見ると、「いつも後ろ向きに逃れようとしてる」って。どういう姿勢なんだ?
で、崎ちゃん。昔は全然怖くなかったらしい。で、最近?乗って怖い思いをして、「俺は変わった!!」と思ったんだって。「変わった!」って、そこかよ!という感じ。
◇うず潮を体験したマジシャン?
最後に、「俺、なんも考えてなかった」というテツヤMCより。
四国で乗った徳島のうず潮遊覧船の話題から。「船でうず潮の近くまで行くんだよ。うず潮の中心まで行くんだよ」って。ホントなの?
「怖くてさ。オレ、へっぴり腰になったもん」
それに対して、「テツヤはもううず潮にのまれちゃったんだよ。今いるのはパラレルワールド」みたいなことを言うマサムネを無視して、うず潮恐怖を語り続けるテツヤくんでした。
で、出ました、マジシャンテツヤ。
「やって~」という声に、「俺のはイリュージョンじゃなくトランプとかのテーブルマジックだから、(そこからじゃ)見えないから」って。そりゃそうだ。
イリュージョンの話題で、「火を噴く?」とか「体が半分になる?」とか「壁を突き破って出てくる?」とか、そんなサムイ例をあげて、「みんな古いと思ってる?」とクージーが。
テツヤ君のマジック、アリーナでやりますか? (なわけないか)
こんな感じで、どんなことがあっても、いつも変わらぬスピッツのMCでした。
最後の草野の言葉、「これからも細くなが~くやっていきますんで、たまにはスピッツを思い出してください」がこの日ほど心に響いたことはなかった。いろんなこと、あったしね。
本当に細くていいです、細くていいから、長く長く続けて、いい曲といいライブ、やってください!
JCB HALL(2008年10月14日 18:30開演)
のMC集です。14日の夜からちょっとずつ書きためて、ようやく終わりました。
間違ってもこっちから読まずに、とりあえずは本編をのぞいてください(笑)。
■おまけの 「MC」 集
ここから、例によって、覚えている限りのMCを並べます。なお、多少勝手に脚色していたり、勘違いもあるかと思うので、ご容赦くださいね。
◇白シャツ軍団とそのエピソード
例によって、なんの演出もなく、ひとりひとりが何気なくステージに登場したんだけど、なんか奇妙な違和感が…。
そう、メンバー全員、それもクージーまでが白の衣装。スピッツってビジュアルに統一感がないバンドだから、こんなふうに揃うとホントにヘン(笑)。マサムネ+テツヤが白のシャツ。マサムネは肘までの五分袖の体にぴったりフィットしたやつで(体の細さが際立ちます)、テツヤは半袖。夏のロックロックでもかぶってた帽子(ボーラーハット? ダービーハット?)からサラッとした髪が見えて、すごく似合っている。奇抜なファッションもいいけど、こういうさりげないのもいいですね。崎ちゃんは白のTシャツに何かはおっていたような。
そこで白衣装に関するMCもろもろ。
自分は今回3枚のシャツのローテーションだから「3の倍数のときにこれを着る」とマサムネ。それで、なんで今日はテツヤも同じ白なのか?と軽く追求し(どうでもいいじゃん)、
「テツヤ、ローテーション守ってない?」
「ウン、俺、ノーローテーション」。ノーローテーションって何(笑)。
田村君はみんなが白衣装なのに自分はそうじゃなくて慌てたとか。
「田村って、(開演間際まで)なかなか着替えないよね」とマサムネ。
それは軽くスルーして、「だから俺、今日は私服」(白にプリントのあるTシャツ)。会場ザワザワ。
「でさ、俺、今日は何着て帰ろうかな」
ボーカルは最初冷たく、「そのまま帰ればいいじゃん」(アンコールでトマトレッドのツアーT着てた田村君は「えーっ、これ~?」って)
「俺の貸してやるよ」
「今夜オークションに出品されてるよ」
「草野マサムネの私服シャツ」って? それも「リーダーが着て、洗ってない」とか。いやいや、それはマズイっしょ。…と、これは私が思ったんだけど。
◇「裸のままで」 の思い出
白衣装の話から続けて、田村君が昔のこと、思い出したみたい。
「昔、スピッツが人気者だった頃…」
「ああ、キャーキャー言われてた頃ね」とボーカル。
「人気者だった」頃って…(笑)。つまり「ロビンソン」直後からしばらくの間かと思われ。
ライブ後に出待ちをするファンを待たせてはいけないという理由で(っていうか、ファンが大勢来て混乱するのを避けるため、終演後みんなが楽屋口に来る前に車に乗って帰っちゃおうという意図なんだけど)、「即出」をしてた、と。
「そのときのライブで、俺、興奮しちゃったのか(笑)Tシャツ脱いで(客席に)投げちゃったから裸だったんだよね」
で、急いで出なければならないから着る時間もなく、裸で車に飛び乗った、と。当然、何人かのファンの子たちは「裸のままで」帰っていくベースの人を見たわけで。
「『ロビンソン』やってる人が裸で帰るって(似合わねー」という話。しかも冬だったらしいです。
人気者時代は大変だったんだな。
あとでクージーが指摘していたけど、その話の前に田村君は「裸のままで」のイントロを軽く弾いていたらしい。全然気づかなかった…。さすがクージーのフォロー。
◇ワイヤレスマイクと戯れるボーカル
今回のツアーから、ワイヤレスマイクが登場。
「一度使ってみたいって言ったんだよね」とうれしそうなボーカル。リクエストしたんだ~。
それで、いろんなこと?してみせてくれました。
「こんなふうに足をおいたりして」とアンプに片足を乗せてかっこつけてみる。
「♪恋いかな 恋じゃない♪」と歌うボーカル、それに対して「yes」と反応するお客がちらほら。
あげくの果てに、「これを知ってるあなたたちって…(結構な年齢?)」だと。
「走る?」と笑って、それを要求する声に「走ったら、そのあと10分はトークすることになっちゃうよ」 そうだろうな。ミスチルの桜井さんとは違うし(笑)。
そのあと、くるっと回ってうれしそうにかっこつけて笑った40歳のボーカルでした。
ワイヤレスマイクは来年のアリーナライブの予行演習? ってことは、ホントに走る気? ま、あまり無理しないで。田村君もどこかに「いつもとおんなじライブをするよー」と書いていたしね。
◇「若パイ」って…
新曲 「若葉」 にまつわるMCより。
ライブでは田村君が縮こまって(笑)マンドリンを演奏してたけど、CDではテツヤが弾いているそうです。
田村君、イントロを終えたとき、安心したような笑顔が印象的だった。
「書き込みで、田村の『ウクレレ』がカッコよかったって書いてあったけど、『マンドリン』ですから」と草野。
すかさず田村君の問題発言、「『若葉』はライブが練習だから」。
「いやいや、練習はマズイでしょ。本番、本番」とボーカル。そう言いつつも、
「今日からラジオで流れてるらしいし、これまではよかったけど、もう歌詞間違えられない」なんて。
田村君の 「草野だって…(マズイじゃん)」はスルーして話し続ける草野。
つまり、いろいろイメージをふくらませて違う歌詞で歌っちゃうこともありうる?みたいなことを言っていました。
そこでテツヤが絶妙なタイミングで入り込んでくる。「マサムネ、『若パイ』って歌ってたから」
会場に「ああ、いつものテツヤだ~」的な笑いが広がるなかで、「それはキミの心の中でしょ」と冷たく言い放つボーカル(笑)。
◇崎ちゃんワールド
いつも奥にいてメンバーを後ろで支えているドラマー崎ちゃん。でもしゃべらせると、ホント、崎ちゃん語録爆裂なんだよなあ。おかしい。
「今日は崎ちゃんの声を聞いてないから」とボーカルがふったときも、アンコールでのメンバー紹介のときも、開口一番は「東京ドームがさ~」って。やっぱ野球から始まる。会場には「またか~」って、ほんわかした笑いが起こる。
崎ちゃんは四国ツアーのとき、タイガースの岡田監督の胴上げがあることを予想(期待?)して、タイガースのユニホームを持参してたらしい。ペナントレース優勝が決まったら、ライブで着るつもりだったのね。残念。
「(結局着る機会もなく)きれいにたたまれたまま」って。
「一昨日くらいまでは70%くらいで」って草野。元気なくて70%の勢いだったってこと?
これはマズイと思ったのか、「MCね、MCが70%」と草野。
「そうそう。そのぶんプレイはがんばった」と崎ちゃん。笑ったー。
アンコールでは、東京ドームに隣接した「東京ドームシティアトラクションズ」(昔の「後楽園ゆうえんち」ね)の話題。
「あそこにジェットコースターあるでしょ」 ああ、ラクーアのサンダードルフィンね。
「あれ、ビルの間をいくから怖いよね~」って。
マサムネが「乗ったことあるの?」って聞いたら、「ない」って。ないのかよっ!
そこからジェットコースター話で盛り上がる(?)。
「お金まで払って怖い思いはしたくない」とテツヤくん(マサムネだったかな?)
「テツヤは観覧車もダメだよね」とマサムネ。重症なのね。マサムネはジェットコースター途中で写される写真を見ると、「いつも後ろ向きに逃れようとしてる」って。どういう姿勢なんだ?
で、崎ちゃん。昔は全然怖くなかったらしい。で、最近?乗って怖い思いをして、「俺は変わった!!」と思ったんだって。「変わった!」って、そこかよ!という感じ。
◇うず潮を体験したマジシャン?
最後に、「俺、なんも考えてなかった」というテツヤMCより。
四国で乗った徳島のうず潮遊覧船の話題から。「船でうず潮の近くまで行くんだよ。うず潮の中心まで行くんだよ」って。ホントなの?
「怖くてさ。オレ、へっぴり腰になったもん」
それに対して、「テツヤはもううず潮にのまれちゃったんだよ。今いるのはパラレルワールド」みたいなことを言うマサムネを無視して、うず潮恐怖を語り続けるテツヤくんでした。
で、出ました、マジシャンテツヤ。
「やって~」という声に、「俺のはイリュージョンじゃなくトランプとかのテーブルマジックだから、(そこからじゃ)見えないから」って。そりゃそうだ。
イリュージョンの話題で、「火を噴く?」とか「体が半分になる?」とか「壁を突き破って出てくる?」とか、そんなサムイ例をあげて、「みんな古いと思ってる?」とクージーが。
テツヤ君のマジック、アリーナでやりますか? (なわけないか)
こんな感じで、どんなことがあっても、いつも変わらぬスピッツのMCでした。
最後の草野の言葉、「これからも細くなが~くやっていきますんで、たまにはスピッツを思い出してください」がこの日ほど心に響いたことはなかった。いろんなこと、あったしね。
本当に細くていいです、細くていいから、長く長く続けて、いい曲といいライブ、やってください!