■愛しい時間たち
ずっとたどっていくと 思い出は途切れて
今も 過去も ごちゃまぜになる
好きだったのか 大したことはなかったのか
そういうことさえ わからなくなったりする
優等生みたいにきちんとそろった時計の針
捨てようにも捨てられない 小さな粒の時間たち
それが ときに愛おしくなるから
私は毎日を生きていけるんだろう
唾を吐きたくなるような暗闇の不意打ちにも
今はだいぶ慣れてきたし
明日もこのままの顔でいたら
たぶん誰かが出迎えてくれるだろう
★「告発~国選弁護人」
テレビドラマをちょっと越えた感じの仕上がり。
ストーリーも人物設定も、すごくしっかりしていて、タイトルロールはちょっと古めかしくて映画っぽい。
佐原(田村正和)と岡部(橋爪功)の捻じれた大人の男の“友情”(という一言では語れない感じだけど)も、安っぽく描かれないところがいい。二人の演技もさすがです。
松本清張の短編をすごく巧みに組み合わせた脚本がいいのだろうなあ。
★「LADY~最後の犯罪プロファイル」
毎回書いてますが、ユウスケ・サンタマリアは以前からこんなに大人な男を演じてかっこよかったでしょうか。
ユウスケファンの先輩が「4月の舞台もあるから楽しみです」とメールをくれて、へ~、舞台あるんだ、と思っていたのですが、先日観た「浮標」でもらったチラシにそれがあって、昨日ぴあでチケット購入してしまいました。
(先輩! そういうことになりました!!)
「その族の名は『家族』」です。
ユウスケさんつながりでの観劇ですが、岩井秀人氏の戯曲、すごく楽しみだ。
ひとつでも多くの奇跡が起こりますように。
ここでこんなふうに書くべきことではないかもしれないが、
ニュージーランドの地震の現場で、
「LADY」は観れば良かったなぁ。多江ちゃんも出ていたし。(いつからか多江ちゃんと呼ぶようになってしまって)
「告発」の方は何度か忘れそうになったのですが最終回まで観られそうです。
内容がいいですよね。なんか他にはないタイプのドラマで。古めかしいところが良いです。
NHKの土曜ドラマ「TAROの塔」観ましたか?想像以上に濃くて驚きました。
太郎の松尾スズキとかの子の寺島しのぶが濃くて上手くて。松尾スズキは「悪人」で上手だなと思ってたのですが。
地味なキャストで好き嫌いがはっきりしそうな感じですが私は好きですね。面白かったです。
ニュージーランド地震、かけらさんと同じ気持ちです。
救出された方達も現実に直面し乗り越えていく辛さってこれからですよね。
助かるために辛い決断があったり、新聞を読んでいても涙が出てしまいました。
大人の方達、そっと見守って欲しいですね。
特にテレビ局の方。助かった女の子にインタビューに行ってましたけど、インタビューの途中で見つからない仲間がいる事を話し、「早く教えて欲しかった」と泣かせてしまっていて。
本当にひとつでも多くの奇跡が起こるように私も願っています。
そうですね、西島さん、思いっきり走っていました! そういえば、ほかのドラマでもあんまり走っているところ、見たことないかも?
「TAROの塔」というドラマはまったく知りませんでした。
私も松尾スズキさんは舞台で観て大好きな役者さんだし、寺島さんはいつも存在感がすごいなあ、って。
…でも知りませんでした。
今回に限らないけど、メディアの対応には怒りをおぼえたり恥ずかしく思ったりしています。そういう報道ばかりではないんですけどね。
被害にあわれた方々には言葉がうまく見つからず、ただ映像を見ているだけですね。