隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

思い出~アンデルセンとドンクとプラネタリウム

2017年07月29日 20時41分01秒 | 日記

2017.7.29(土)


◆ 思い出だけだと・・・
 青山のアンデルセン閉店のニュースを見る。
 http://www.asahi.com/articles/ASK7P5GTVK7PUTIL04D.html
 そういえば、アンデルセンよりも背伸びさせてくれていたドンク(DONQ)も2007年に閉店していたんだな。ドンクのフランスパン・・・。
 http://www.panaderia.co.jp/event_report/donq_newopen/index.html
 受験前のいっとき、少々背伸びして大人の街を闊歩していた頃を思い出す。楽しかったというより、抜け出せない狭い道をちょっとだけ逸れて、現実から突き付けられた自分のダメさ加減から逃げていたのかもしれない。青山や六本木は今より小さな街で、脇に入ると「ここは何?」と興味をそそるような佇まいの店があったりして。大半は入れなかったけれど、なかにはゆっくり本を読める古い珈琲店を見つけることができたり。
 大人になってからは郊外志向というか、「都会よりも緑派」になってしまったけど。
 ここで出会った友人たちとは思い出を語る時間もあまりなく、そんなことより今を生きていそうな人たちばかりだし。
 一人で心の中を流れるものを追っているのもいいけれど、語り合える人たちがいれば、思い出はもっと色鮮やかになるのかな。あんまり鮮やかになりすぎて、今の萎れ具合が際立っても悲しいけれど。


◆ プラネタリウム
 この方がブログに書かれている渋谷東急文化会館にあった五島プラネタリウム。
 https://blogs.yahoo.co.jp/imasa152000/58131934.html
 パンフとか、懐かしい。
 弟とずいぶん通ったし、星好きの男友達と並んだこともあったっけ。どちらとも、今はもう会えないんだけど。
 ヒカリエになって、映画館もプラネタリウムも懐かしい場所はなくなってしまったけど、プラネタリウムはこんな形で場所をかえて復活しているんですね。
 http://30min.jp/guide/438

 この前、スピッツのライブで名古屋に行ったとき、次の日は知多半島と決めていたんだけれど天候が不安定で。それで市内でどこか・・・と物色していたときに地図上で目に入ったのが名古屋市科学館。
 http://www.ncsm.city.nagoya.jp/
 外見はこんな感じで、インパクトおおあり。

 

 ホテルの近くの熱田神宮を汗かきながら歩いてお参りして、おみくじは小吉で。
 科学館前の駐車場から公園を歩いたら目の前にこのドーム! 否が応でもプラネタリウムへの期待は高まる。
 プラネタリウムは昼までの回はすでに満席で、午後2時の回のチケットを購入。
 ランチでなぜか名古屋でソーキそば。これが意外に美味。
 戻って館内を歩いたら、これがかなりおもしろい。平日なので午前中は保育園児らの集団が何組も来ていたけれど、興味を持って回れるのは小学生以上かな。
 科学の不思議や深さが適度に丁寧に、でも痒い所に手が届きすぎない感じで展示されている。これもいいかも。

 

 これ、おなじみの元素周期表。
 見せ方の工夫が的確か、見た目のおしゃれな感じに走りすぎかどうかはさておいて、テーマの選択には興味をひかれた。

 そして、いよいよのプラネタリウム。仕事で五反田区立?の小さなプラネタリウムを10年くらい前に訪れて以来のプラネタリウム。
 日が沈んでだんだん暗くなって、そして満点の星空、で始まって・・・、最後は夜が明けて「おはようございます」で終わるところは同じで、それだけでもう泣けるほどだ。
 だけど、中身の進化は驚くばかり。映像の鮮明さ、銀河系を飛び出してどこまでも宇宙を進みながら、ん十年前には不明だった宇宙の果ての果てがすでに解明されているんだ!という驚き。地上で戦っている暇なんてないぞ。

 広いドーム内、適度に余裕をもって置かれた心地よさ100%のリクライニングシート。
 「気持ちよくて寝ちゃうかも」といっていた相方だけど、興味津々でまぶたが閉じることはなかったようです。
 ちなみに地方出身者の彼は、プラネタリウム初体験でした(笑)。大人になって初めてのプラネタリウムって、どんな感じなんだろう・・・。


 そうそう、全然関係ないけれどついでに。
 東名高速の長篠設楽SAは長篠の合戦の地のすぐ近くにあって、下りのエリアの自販機には教科書でおなじみの長篠の合戦の絵図が! 5台の自販機で絵図が完成。

 

 若くはない歴女、感動です。見入ってしまった・・・。


                                     


 スピッツには興味はあるけど持っているアルバムは『ハチミツ』と『インディゴ地平線』だけ、という知り合いが、何を血迷ったか『CYCLE HIT 2006-2017 Spitz Complete Single Collection』を購入して聴いているうちに琴線に触れちまったようで。そしてビギナーズラックと言っていいのか武道館を一般でとって(それもアリーナの前から数列目!)、そしてその日をモウレツに楽しみにしている。
 次に会ったとき彼女からどんな言葉がきけるか、私は今から楽しみだ。


 ・・・それにしても、みね子は優しいなあ。切ないほど悲しいのに、訳もわからず怒りもあるだろうに、でも優しい子だなあ。
 こんなに優しかったこと、私なんてなかったな・・・。
 それにしても、人は暮らしている環境でこんなにも変わるんだ。お父さん、洗練された都会の男になってた・・・。ちょっとショック。でも、優しい心根の部分は変わらないままのようで、安心。当たり前だけど。


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