2011.9.21
ひとまず首都圏は静かになりました。
それにしても、久々の暴風雨に少し焦りました。
事務所の南側の窓をうちつける雨のかたまりの音と、外の神社の大きな欅を揺らす風の力。
電車もとまり、今夜は帰れないかな、と思ったとき、ふっと半年前の夜に思いが至りました。
電車は少しずつ動き出しているようです。
これから台風が向かう福島や宮城で、大きな被害が出ませんように。
■■「さようなら原発集会」
9月19日の「さようなら 原発集会」での福島の武藤類子さんのメッセージ。
http://skazuyoshi.exblog.jp/15513775/
誰もが同じ動きをする必要も義務もないけれど、考えたり感じたり疑問をもったり疑ったりすることを忘れるのは、恐ろしいことだと思う。
自分をイヤにならないために。
■■最終回もろもろ
「陽はまた昇る」の最終回を録画して、ようやく昨日見た。
気持ちの良い幕切れで、ホッと一息。
妻は亡くなり、一緒に逃げていた男はまだ暗闇から抜け出せずにいて、すべて晴れやかに解決したわけではないけれど。
ただ、まるで力や温かみを感じさせなかった遠野教官の目に、心に、何か新しい力が宿り始めたことだけは確か。
新しく生きてみようか、と思うきっかけをくれたのが、あのどうしようもなかった生徒たちだったという爽快さ。
お決まりの最後かもしれないけれど、遠野も、そして若者たちも(湯原くんがよかったです)、丁寧に描かれていたから、私のドラマOK度は軽くクリアしました。
昨夜の「絶対零度」も最終回。録画を見た。
無理もあったけど、終始スピード感の心地よいドラマだった。
最後の黒幕がユウスケさんとは驚きで、うれしいハプニングだったけど。
どうしようもない冷血な・・・、というか、凡人?のものさしでは測れないようなやつだったけど、ユウスケさんは魅力的でしたね。
BSの「北の国から」を録画して、日曜の深夜に見ている。
言葉が少ないというか、登場人物がしゃべらないというか・・・、それでも心の内が悔しいくらい伝わってくる心地よさでおなかをいっぱいにして眠りについております。
韓流ドラマの垂れ流しでお茶を濁していると批判を浴びているこのTV局も、かつてはこんな優れものを制作してたんだなあ。
夏前からずっと、ひそかに願っていたこと、気にかけていたこと。
最近メディアも「達成は難しい?」と報道しはじめたけど・・・。
見て見ぬふりはできなくなってきたかな。
偉大な人だから・・・と気持ちを奮い立たせたり、でも人間だし、年齢だってあるし、と納得しようとしたり。
あえて詳しくは書かないけど、わかりますよね?
まだ、はっきり書きたくないのです。