シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント
本の名前からして、バリバリの成功者のビジネス書を思わせますが、
著者自身が実践してきた、考え方や生活、運動、健康の話には
地に足の着いたスピリチュアルな事を書いているとさえ感じました。
著者は、アメリカ起業界の仕組みを変えた伝説の最成功者であり、
シリコンバレー屈指の事業創出者と言われています。
そういった先入観からか、読み始めは、敷居が高い感じもしましたが、
読み進めるうちに、成功哲学や人生論の話は、ビジネスの世界で成功
してきたからこその説得力があり、引き込まれるように読んでいました。
とにかく、本を読み始めから、赤線を引きまくりでした。
本の中身は大きく分けると2部構成になっています。
1部は「富」。
この世界で運に頼らず「リッチ」になるには。
2部は「幸福」。
この世界最高の人生を歩むには。
というなんとも魅力的な題材になっています。
1部の「富」の中で印象に残ったフレーズをいくつか紹介します。
・「特殊知識」を武器にせよ。
・今得意で夢中になれるものが君の「特殊知識」だ。
・君らしさで君に勝てる人はいない。
・人生の大半は、君を最も必要としてくれる人やものを探す旅だ。
・自分らしさで競争から抜け出せ
・本当に好きな事が見つかったら、君らしさを存分に発揮してそれに取り組も
う。そして次に、どうしたらそれを社会が求めるものに近づけられるかを考
えるんだ。
・「人が欲しがるおもしろいものをつくれ。技を披露し、技を磨けば、しかる
べき人が君を見つけてくれる」
・「遊び」のように感じられれば最高の仕事
2部の「幸福」の中で印象に残ったフレーズいくつか紹介します。
・私にとっての幸せとは、苦しまない事、欲しないこと、
未来や過去のことを考えすぎないこと、今この瞬間と
ありのままの現実、あるがままを受け入れることだ。
・人生に何かが欠けているという感覚がなくなったとき、幸せがやってくる。
・今この瞬間にもっと幸せを感じるための秘訣。自分の感情を観察する。
・「不安」の現況は先のことを考えること。
・ありのままの自分でいることに情熱を傾けよ。
・君らしさで君に勝てる人は、世界に1人もいない。
・君が人生でめざすべき目的は、君を一番必要としてくれる人や事業、
プロジェクト、芸術を見つけることだ。君にしかできない事がどこかにあ
る。
・インスピレーションは生ものだ。ただちに行動に移せ。
・困ったときに助けてくれる「大人」なんてものはいない、そのことを心に
留めておこう。
貧しい移民時代から這い上がってアメリカンドリームを叶えたナヴァル氏だからこそ、
一つ一つの言葉に重みがあります。これまでぼんやりと考えていたことが明確に言語化
されており、中々行動に移せない人にとっては、ひとつのきっかけになるかもしれません。
成功哲学といえばそうかもしれないですが、これからビジネスを考えている人、
すでになんらかのビジネスをしている人向けかもしれないですね。
最後に、
「いつかやりたいことがあるなら、今やれ、待っていても「いつか」は来ない。
からだに安心・安全だけにとどまらず
「食べたらからだが元気になる」ことに
焦点を置き、家族みんなが健康に繋がる
食べ物をお届けする事を目的としています。
からだに良いものは、美味しい。
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