気分転換にと散歩へ出かけました。
このあたりは何度かブログにアップしていますが
小川沿いに季節の花々が植えられていて
いつもきちんと手入れされていることに感心していたのですが
今日、ようやく(?)お世話をしている方と出会い
しばし世間話を……。
この小川沿いの土地は市のもので
この方と何人かで申請、使用許可を得て
ボランティアで花を植え育てているそう。
「はじめたのは8年前だったのだけど」と
70代後半から80代と思われる、色白の優しそうなご婦人
最初のころは川岸に生い茂った木々やつる植物が沿道の方まで
伸びていて、とても花を植えられる環境ではなかったそう。
「それを刈って、最初に植えたのは朝顔だったわ」
ほかにも植えたけれど、最初の3年くらいは土が悪くて
ぜんぜんもたなかったそう。
ようやく、5年くらい前から花壇らしくなってきて
今では
「暑くてお世話できないときには近所の人が手伝ってくれたり、
家族旅行で留守中に、花を植えてくれていたり」
一枚目の写真の向日葵も、別の人が植えてくれたそう。
最近は、膝が痛くてなかなか立ち上がれなかったり
難儀もするといいながらも
「何だか子どもを育てているようで」楽しそうに何度も
こう口にして。
ああ、のんびりしたのどかなこの界隈は
こうしたゆるい地域のつながりで維持されているんだなあ、と
心がほっこりしました。
ところでこのご婦人、何度も私に向かって
「お若いのにこんな沿道の花に気を留めてくれるなんて」
と話しかけ
「うちの孫たちより若いでしょ? 孫はもう大台なんだけど誰も結婚してないのよ、まったく」
なんていうから、えっ? えっ?
……私、乱れた髪で帽子を目深にかぶり、
日焼け止めすら塗らないすっぴんだったから、子どものように見えたのかな
(30代後半のころ一度、高校生に見間違えられたことが)
それとも、薄暮のいたずらかな。
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