地元のバラ園へ行ったとき、
いつもはお安く販売されているスプレーバラの花束を
買って帰るのですが、
今年は花の時期が早かったせいか、品薄で
がっかりしていたところ
「ご自由にお持ち帰りください」と、園の入り口に
シダーローズの籠が置いてあるのを見つけ、
形の良さそうなのを2つ、もらってきました。
シダーローズ、要は松ぼっくりなのですが
見れば見るほど、バラの花そっくり。
松ぼっくりって幸運を運ぶアイテムとも言われているようだし
何だか嬉しくなって。
もう一つ
メルカリを始めて数か月の私が、つくづく感心するのは
出品のバリエーションの多さ。
つい先日、気まぐれで検索してみたら
(あっ、あった……)
ラベンダーが。
以前は、河口湖のフラワーパークまで行って
摘むくらいしか入手方法がなく(しかも期日が限定されている)、
通販でも生花は扱いがなかったり、とても高かったり。
それが今や、個人のお宅で栽培しているものを
格安で分けていただける時代になったとは。
早速購入してみました。
これで送料込み500円ちょっと。良心的ですね。
出品者さんの庭でとれた初摘みの一束だそうで、
想像するに、広い敷地一面にこんなきれいな色のラベンダーが
風に揺れているような、そんなお住まいってなんて
優雅なんだろう、と憧れます。
これを
乾燥しやすいよう小分けにし、葉を取り除いて。
今、窓辺に下げています。
湿度の高い季節になってきたけれど、うまくドライフラワーに
できるといいなあ。
ほんの数本、とりわけて
九谷焼の流れをくむ陶芸作家 佐藤亮さんの花器に
飾りました。
余談ですが、花器の銘は「風守」。
-家思ふと こころ進むな風守り 好くしていませ荒しその路-
入っていた箱には、万葉集の歌が添えてありました。
家が恋しいからといって、せいてはなりません。風の様子をよく見てください。
道はけわしいですから
というような意味です。
先日は嵐が吹き荒れ、今週末も台風の影響を受けそう。
大事なく過ぎ去ってくれればいいけれど。
ラベンダーの茎から取り除いた葉と、落ちた蕾は
やはり乾燥させて、サシェに入れようと思います。
ささやかなラベンダー仕事で心なごむ 五月の終わりです。
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