実は水曜日の朝、右眼を怪我するアクシデントに見舞われて。
原因は、コチラ。

ピンチハンガーの、洗濯バサミです。
普段は部屋で保管していて、外干しするときだけ
ベランダに出しているので、一見、きれいなのですが
プラスチックが劣化していたのでしょう。
干すためにつまんだ瞬間、パチンと割れて
その破片が右眼を直撃しました。
通常、割れるだけなら飛ぶようなことはないはずなのですが
(細かい説明になりますが)連結部も硬いプラスチックで
中途半端に曲がっていたので、私がちょっと無理な力を入れて
位置を直そうとしたら、そのはずみで割れ&飛んできた、という次第。
当たった瞬間の痛みは、輪ゴムでパチンとはじかれる程度だったのですが
その直後から、眼が見えなくなってしまいました。
光がやたらまぶしくて、白っぽくかすむ感じ。
「これは、まずい」と思いつつも、
洗濯ものはそのままにしたくなかったので、
慌てて何年もかけていないサングラスをとってきて
眼を保護しながら作業し、
その後、炎症を起こさないようにするため、
ひたすら保冷剤で冷やしました。
充血や外見の傷、腫れはなかったのですが
眼が見えない…
それが余計に気味悪く、急いで眼科へ行くことに。
幸い、徒歩5分強のところに専門医のいるクリニックがありました。
事情を話して、視力や眼圧のほか、眼底検査も。
「瞳孔ひらく検査しますので、4~5時間見えなくなりますが大丈夫ですか?」
「えっと…(午後からオンライン取材なんだけど)」
「もう片方の眼で見られますよ」
と、スタッフさんに言われたのですが。
私、左眼が弱視なんですけど…
実際、この事故で右眼の視力は
0.9→0.15に激落ち。
左眼は弱視で0.1もないので、
両眼、見えない怖さを経験しました。
検査の結果、

「幸い、眼底には異常がありませんでした。
角膜が擦り剝けたように
なっています」とのことで、
上の画像のように、上の方がなぜか台形に傷ついていました。
角膜に傷がつくとピントも合わなくなりますし、光が乱反射するので
見えなくなってしまったというわけです。
「先生、水晶体も大丈夫ですか?」
私としては、自覚症状的に眼底の損傷はないな、と思っており
むしろ、外傷性の白内障がもっとも怖かったのですが、こちらも
セーフだったようです。
結局、保湿剤と抗菌剤の点眼薬で様子を見ることになり、
この日一日、両眼ともぼやけた視界で生活することに。
オンライン取材の方は、立ち合いの編集者に事情を話し
録画をお願いしておきましたが
幸い、資料提示などはなかったのと、インタビュー内容は前日に予習していたので
問題なく行えました。


角膜は数日で新陳代謝することはわかっていたものの、
年齢も年齢なので、うまく修復されなかったらどうしよう、とか
炎症が起こったらどうしよう、と、一日ずっと、不安でした。
でも……
恐るべし、自己治癒力。
一晩寝たら、前日あれだけかすんでいたのがうそのように
ほぼ元通り、見えるようになっていて。
本当に、ほっとしました。
それとともに、フェイスブックの方でたくさんの方に
励ましやお見舞いの言葉をいただいて、とてもありがたかったです。
長くなりましたが、洗濯バサミは目線より上で触ることも多いと思うので
くれぐれも、気をつけてくださいね。
私もこのようなことがあってから、
洗濯ものを干すときにはまず、室内で、目線より下の位置で
つるす作業をしてから、
外の高いところに干すようにしようと、環境を見直しているところです。