天気予報で、こんな注意が出ていた週明け。
うちから1時間強かかる、本郷まで出かけていった。
選んだのは……
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最高気温32℃だったか、33℃だったか。
こんなに暑いともう、宮古しか考えられなくなる。
帯は当然、半幅。
そして襦袢は今季初の、筒袖の二部式にした。
手持ちの着物中では、もっとも涼しい組み合わせ……だと思う。
向かったのは東京大学。
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ここの図書館で
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こういうタイトルでの
おもに統計学関係の講義を聴いた。
参加者の多くは製薬会社社員や医療関係者で
臨床試験や研究の論文作成に携わるような人。
私は、論文は書かないけれど、
記事にデータを載せる際、このデータは信頼に値するかとか
そもそも記事のテーマに合っているかとか、
精査するためには知っておく方がベターな内容。
キャプション一つ書くにも、誤った解釈をしてはいけないし
統計学の知識が多少でもあるかないかでは、
仕事の効率も精度も違ってくる。
ところでこの講義、
事前案内にこんな一文があった。
「節電のため室内温度を高めに設定しますので、
涼しい服装で来てください」
この猛暑、そして「涼しい服装で」の但し書き。
……でも
洋服という選択肢がハナからなかったワタシ
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いざ、講義が始まってみれば
「いやー暑いですね。こういう日は涼しいところで
勉強するに限りますね」
理事長のこんなあいさつが影響したのかどうか、
意外とひんやり、寒いのでは?と思うほどの
冷房。
着物でちょうど良いくらいでした。