雨の予報があったので、
きもの 英さんのポリの着物(胴抜き)に、
先日いただいた三橋工房の綿の半幅。
後ろはカルタ結びで、表裏とも出るようにしてみましたが
時間がなくて形が今一つ決まらず。
なので
この日は羽織を脱ぐことがありませんでした。
ちなみに半衿は綿に紫(染料の種類は忘れました)の染め。
上半身はこんな感じ。
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「医学ライター、っていう肩書きで
名刺をつくるといいですよ」
2004~5年ごろ、日経系列の会社の編集者さんから
割と軽い感じで言われて、
私も“何となく”そう名乗るようになって10年以上経つ。
でも未だに、医療関係者からも
「こういう仕事があるんですね!」と
名刺交換のとき、しばしば驚かれる。
この日初めてお会いした医師もそうだった。
30代と思われるお若い、溌剌とした好青年。
えー、じゃ(一般向けの)医学医療情報のコンテンツは、
誰がつくっていると思われているのかな、と
私は思ってしまうのだけど。
そして、
あまり認知されていないからこそ、
日本では医療関係のキュレーションサイトの
問題が起こるのかも知れないけれど。
あまりに言われるので、
「医学ライターとは何をする仕事か」について
1分程度で説明できるよう、頭の中にテンプレートができてしまった。
同じように、
制作側の人からもしばしば
「どうして医学分野をやることになったんですか?」
もともとそういう大学だったんですか、などと
ひんぱんに聞かれるので、
3分程度で私の社会人歴27、8年を語れるよう、
頭の中にスピーチのテンプレートができてしまった。
そしてそれが、思いもかけず、
面白がってもらえる。
文系出身で、就職先は出版社だけれど
ずっとマネジメント系(人事、教育分野)の仕事で、
それがこうして、こうして、こうなった、
というのがなかなか、ドラマチックらしい。
自分は、その時その時の時代の求めに応じて
何となく、やってきたような感じなのだけど。
彼ら、彼女らにはちょっとした冒険物語のように
聞こえるらしい。
(ただ、文系だけれど高校時代、理数系で唯一
生物が大好きだったことが、今の仕事を続けていられる
大きな要因の一つだろうなあ、とは自己分析している)
何しろ編集者は20歳以上年下の人がほとんどで、
バブル時代を知らない世代
&
小学生、遅くても中学生時には
パソコンが普及していた世代。というのも
ジェネレーションギャップがあり、
私も話をしていて、面白い。
裏を返せば、今の20代、30代は
私がそうだったころよりも、きゅうくつな環境なのかな。
そして私自身も、
今は冒険しにくくなっているかな。
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神奈川絵美
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