神奈川絵美の「えみごのみ」

真夏の例会 -日本・フランス美術展- その2

(前回の続き)


朋百香さんの作品の前でパチリ。


『踊る天使』
和紙をベースにしたキャンバスに
アクリル絵具や墨で彩色し、
さらに和紙を貼って。
写真で見ても、ソフトな色調に暖かみや奥行も
感じるのは、和紙のテクスチャのせい?


『Depature』
こちらも和紙とアクリル絵具で
キャンバスをさかさまにして、絵具をたらしたそう。
当日は気づかなかったのですが、
改めて見ると、
海上で渡り鳥が遠い空へ向かって
はばたいているようにも見えますね。

ほかの作家さんの作品も、充実。



毎年ひそかな楽しみの、『鯉』。


こちらの書は、なんと墨&ワインで。

『聲心』。たまたま出品者の書家さんがいらしていて
「墨色の方にもワインを混ぜているんです」
  「えー、でも年月が経ったら色、変わってしまいませんか?」
「それでもいいんです。それも楽しみの一つ」

なんて会話を交わしました。
芸術家の気概がありますね。


そしてこぎん刺し。



着物は蝶々柄。


焼箔なんだそうです。
渋いのですが、品がありますよね。


裾はこんな感じ。
「どんな帯が合うかしら」と
作品を前にお友達とひとしきり。


美術展は絵画が大多数ですが、
こんなビーズのアクセサリーも
展示されているんですよ。



今年もたくさん、目の保養になりました。

コメント一覧

神奈川絵美
香子さんへ
こんにちは
道中は暑いですが、中に入ってしまえばひんやり、
ですね
私ももっと浴衣の出番を増やしたいのですが、
あてにしていた地元のお祭り時に
肺炎になってしまい、出られず
香子
ワタシも行ってきました。
それも最高気温を記録した日(笑)
や、涼しい所での芸術鑑賞はいいですね。
浴衣(冷え性なので足袋必須)でちょうどでした。
神奈川絵美
朋百香さんへ
こんにちは
こちらこそ、素晴らしい作品を朋百香さんとともに
拝見できたこと、とても嬉しかったです。
せめてあと10日、後ろ倒しだと…なんて
思ってしまいますが、国展と同じように、募集や選考の
スケジュールの都合で、開催時期も決まってきて
しまうのでしょうね。
朋百香
http://www.tomoko-358.com
絵美さま
先日はありがとうございました。年々、暑さが増すこの展覧会、なんとか期日をずらせないのか、と担当者に聞いたところ、来年もこの時期で決まっているのだそうです。(ガックリ)
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