京橋のアーティゾン美術館では
秋まで新収蔵作品のお披露目を中心とした展示を開催。
以下、目に留まった作品をざっと並べていきますね。
まずは藤島武二。
目玉の一つである「東洋振り」。
そして、
ユトリロを彷彿とさせる白に、
奥行を感じさせる構図が特徴的な
荻須高徳の「アベスの階段」。
キュビズムでは
ジャン・メッツァンジェの「円卓の上の静物」が
グラフィカルで気に入りました。
お目当ての一つ
カンディンスキーの「3本の菩提樹」。
1908年、初期の作品です。まだ構成主義でないころ。
お目当てのもう一つはアンリ・マティスの素描。
「女 フリルの襟」。
アーティゾンはマティスとミロの収蔵品点数がとても多いです。
現代絵画でいいな、と思ったのが
福島秀子「銀の絵」。
私には絵の解釈はできませんが、
一見、奔放に走っている色彩たちが
額縁の中で一つの風景をつくっているようで。
ジョアン・ミロとつながりの深い瀧口修造の作品群の中に
飾られていました。
今回、思いがけずインパクトを受けたのが
アボリジナル・アートというのだそうですが
オーストラリアの原風景、スピリットを表現した数点の現代絵画。
太陽、土、平原、動物たち…といった
自然界のモチーフが強い色彩でおおらかに描かれていて
温かいものに包まれているような気持ちになりました。
アーティゾン美術館は、一部を除き撮影自由で
広々していて、海外の美術館のよう。
ただ、悲しいかな私には広すぎて、くたびれてしまうんです
情けない……。
今回の展示はデュシャンとニューヨーク・ダダもあり、ミロもあり、
マティスたっぷり、瀧口修造どっさり、クレーも充実、
第二次世界大戦後のフランス絵画といったニッチなジャンルもあって
とにかく盛沢山。
私は、こちらの収蔵作品は何度か観ているものも多いので
駆け足になってしまいましたが、
初めて行かれる方は、半日くらいかけてゆっくり、回られると
いいのではないかな、と思います。
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