神奈川絵美の「えみごのみ」

大寒を前に

今日は横浜方面へ取材。

2日前から強い寒波が関東にもきていて
雪こそ降らないものの、しんしんと冷え込むこと。

初顔合わせだけれども、
着物に理解のある方々とわかっていたので、
このようなコーデを。


手持ちの中で、もっとも暖かいキモノといえば、
この郡上紬か、結城紬になるでしょう。

それに、真綿のドットが入った藤田織物さんの八寸帯。
こちらもほっこり。

後ろはこんな感じ。

(撮る時間がなかったので過去の画像を流用)

そしてお襦袢は

袖から梅をのぞかせて。

こちらも、もう少し柄がよくわかる
過日の画像を載せておきますね。

着物は別のですが……。


足元は、真綿の茶の台に雪柳。



手首と首を防寒して、
大寒が間近ですが、
寒さ知らずで過ごせました。

-------------

話題変わって……


2月文楽。

「第一部は俊寛なので、私はパスかな」とお友達。
私も俊寛は(可哀想で)苦手……。

第二部の曾根崎心中は観たことあるし、ということで
第三部「冥途の飛脚」を観に行くことにしました。
私の好きな豊竹呂勢太夫さんがご出演されるし、
鶴澤清丈さん、龍爾さんも出るし。

ただ、人気度は圧倒的に曾根崎心中が上のようで、
昨日の時点で第二部は売り切れ。第三部はだいぶ余裕が……。
2月の夜は寒いですしね。
暖かくして出かけようと思います。

コメント一覧

神奈川絵美
風子さんへ
こんにちは
お能の俊寛、人気ですねー
機会があれば、ぜひ観たいと思います。

文楽、チケット取れると良いですね。
第一部もだいぶ売り切れが出ていました。
第三部はまだ余裕があるかと…。
風子
おお 良い情報をありがとうございます。
ちょうど東京にいるので チケットまだとれるかどうか見てみます。

お能の俊寛 けっこう好きな演目です。
私は歌舞伎が苦手です、、、、
神奈川絵美
Tomokoさんへ
こんにちは
私も何となく、お芝居として観るよりも
義太夫の語りを聴きたい方かな・・・。

お能、私はなにぶんビギナーなので、
誰でも知っている有名な作品だと
理解が進むかな、などと思っています
達観の表情(面をつけていても)…それはそれで
切ないものなのでしょうね、きっと…。
神奈川絵美
朋百香さんへ
こんにちは
江戸の庶民の着物って、想像するに
とても薄そうですものね、せめて綿を入れて、
というところでしょうか。

打掛について、ネットで調べた範囲では
名残という解釈で良いみたいですよ
もともと位の高い人用の、
寒い時期の衣装だったそう。
全体に綿を入れても良さそうなのですが、
見た目を重視して裾だけに入れ、
まとわりつき防止にもなっているとありました。
Tomoko
私は近松の有名作品はだいたいどれも好きです。
歌舞伎よりも文楽で見るのがやっぱり好きですかねえ。
昨年香子さんと同じ場でお能の『俊寛』を私ははじめて拝見。
達観とも見え絶望とも見えるその度合いが深いなあ〜・・・と。
朋百香
http://www.tomoko-358.com
絵美さま
本当に寒いですね〜。ほっこり紬が一番です!
昔だったら綿入れですね。江戸時代の人は寒い日は綿入れを着ていた、と中谷先生もおっしゃってました。そう言えば、私の時代でさえ、結婚式のきものには綿が入っていたな・・・。裾にですけどね。あれは名残なのかしらん?
神奈川絵美
香子さんへ
こんにちは
>勘十郎さんに引かれて二部
ですよねぇ。国立劇場チケットサイトでは
もうかなり前から、二部は全日売り切れ状態でした
お能の俊寛、興味あります!
歌舞伎や文楽だとどうしても暗-い気持ちに
なってしまって…。
香子
勘十郎さんに引かれて二部のクチです(笑)
演目的にはワタシは「俊寛」なんですけどね(^_^;)
機会があればお能の「俊寛」ご覧ください。
千鳥は出て来ず、最後も潔いくらいの終わり方ですよ。
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