着物友達のMさんが所属している友禅学院の
作品展に行ってきた。
場所は日本橋高島屋 本館8F。
8月5日(日)まで開催されている。
(会場の撮影とブログ掲載はOKとのこと)
昨年も拝見したが、
生徒さんたちの大らかな発想が、絵羽や帯地という
キャンバスに活き活きと踊っている。
色目も明るく、柄も若々しいものが多い。
販売もされていて、気に入ったものがあればとてもお得感のある
値段設定だ。
日傘や半衿、ストールといった小物もかなり出品されていた。
Mさんの作品の前で記念写真。
しぼの立った艶のある縮緬に、
穏やかなモーブの地色、そして洋花、石畳。
展示後はご自身がお召しになるそうで、着姿が今から楽しみ
この日の私は…
夕方から取材があったので
仕事仕様にもなるシックな能登上布に、同系色のミンサー帯。
これだけ暑いと半幅ばかりに……。
帯の中央には、モレッティの紫の帯留めを1個。
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さて、着物の展示会に足を運んだのはとても久しぶり。
現地で着物&ブログ友のKKさんと合流して、
Mさんの作品解説を聞きながら
「きれいねー」「センスいいねー」と、きょろきょろ。
「今年はね、積極的に羽織ってもらいたくて……」
売り込みのつもりじゃないんだけどね、とMさん。
「やっぱり、飾っているのと羽織るのとでは全然、見え方が違うから」
そんなお言葉に甘えて、KKさんも私も気になった一点を羽織らせてもらった。
KKさんは、上半身が白系の大きなお花、下が緑鮮やかな竹林、という
ツーピースのようにも見える、モダンで個性的な一枚を。
そして私は、ベテランの方の作品という、紬地に秋桜が咲き乱れた絵羽を。
(この写真の右の方)
いやー、素敵でした
周りにいた人々から一斉に「似合う!」と言われ、
すっかり舞い上がった私。
幸いにも? 仕事の時間が迫っていて
後ろ髪引かれるような、でも、半分ほっとしたような気持ちで
会場を後にした。
秋桜は、着る時期が…という点でも迷いがあった。
(それでも…)
季節外れでも着られる理由はないかしら、と
帰宅後「花言葉」を調べてみたら(言葉を纏うという発想も悪くないよね)。
純情、美麗、乙女の心
……。
さしずめ、今の私は根性、男気、不屈の心
とたんに、後ろ髪がふっと軽くなった。
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