葡萄帯のコーディネート
帰宅後に撮ったので、シワっぽくてすみません。

左が当初予定していた組み合わせ。
薄いピンクの帯揚げに、やはり薄いクリームとパープルの
リバーシブル(表と裏で色が違う)の帯締め。
右が実際に締めたときの組み合わせ。
ターコイズ×黄土色の染め分けの帯揚げに
松山好成さんの帯締め。
みなさんのお好みはどちらでしょう。
-------------------------
さて、

竹橋の国立公文書館、
即位の礼が終わったばかりで、とても興味があったので
(しかも無料)
仕事帰りに寄ってみました。

東京遷都時の文書「江戸を東京と称す」から始まり…
明治天皇の初めての巡行の地図なども展示されていました。
写真右下は歌集『千草の花』。薩摩藩士の歌人、高崎正風の作品。
幕末期には不遇だったものの、明治になってから政治に関わるとともに
天皇の寵遇を受け、多くの歌を遺しました。

こちらは大正時代の資料。
京都での即位の礼と大嘗祭の資料が展示されていますが
絵図も多く遺されていて。
このころから確か、化学染料が普及し始めたのでしたよね。
お召列車の写真や、取材時の注意事項を通達する文書など
当時の活気が感じられました。

こちらは東京駅の貴賓室「松の間」にあった玉座。
これらの椅子、欅の木1本をくりぬいてつくられたそうです。すごい!
張ってあるのは西陣織。
この他、撮影禁止だったのですが、
行幸、巡行時に明治天皇のお付画家として同行した五姓田義松の絵も
数点、飾られていたり、
昭和天皇が皇太子のときにヨーロッパへ行かれたときの写真や新聞記事なども
あって、
公文書だけだとちょっと難解に思い、敷居の高かった場所でしたが、
わかりやすく、見どころも多い展示でした。