新国立美術館3階からの眺め。
会期は終わってしまいましたが、
今年の国展 彫刻の部で、面白いと思ったいくつかの作品を紹介します。
染織を含む工芸の部はもちろん、着物好きにはとても魅力的なのですが
他の部も見応えたっぷり。
この日は工芸、彫刻のほかに、写真の部と版画の部も観たのですが、
特に写真は、素人にはまったくわからない撮影法やエフェクトがあって
どんな風にしたら、こうなるのだろうと頭がはてなだらけになります。
(写真の部は撮影禁止なので、ここに画像を上げることができませんが)
さて
広々とした、彫刻の会場。
何も知識がない私ですが、足を踏み入れただけでわくわくします。
鋭いまなざしですが、手つきがどことなく可愛いドラゴン。
私はひつじ年なので、これは外せません。
「ヒージィー」というタイトルがついていました。
リアルなんですが、表情が人間っぽいような。
かがんで豚さんの目線の高さで写真を撮っている人もいました。
出展者在廊時に限り、動かせるそうです。
屋外にも展示があります。
彫刻の枠を超えたオブジェ。
不思議の国のアリスチックな作品。
触ることは原則的にできないのですが、間近に寄って観られるし、
「きもの」や「布」といったある程度規格のそろった同じような形の
ものを観た後に、彫刻の部を観ると、
自由闊達な感じというか、躍動感というか…に心地よく翻弄されます。
来年も、予定が合えば行きたいなあ。
最新の画像もっと見る
最近の「美術展・工芸展レポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2009年
2008年
人気記事