祖母の形見の能登上布に、
島仲由美子さんのミンサーを、
今春マスターした(一応)お太鼓風に結んでみた。
この結び方、
昨年末にいただいた、桐生織の「四季柄」で
習得したもの。
写真左は5月文楽時のコーデだが、同じ結び方でも帯地が違うと
ずいぶん雰囲気が変わる。厚みがない分、ミンサーの方は一回り小さくなってしまったかな。
さて、前はというと……
半衿に「ひめ吉」さんの朝顔、そして帯留めには
モレッティを3個つなげてみた。
この日は初対面の方に1時間ほどインタビューすることになっており、
(目を見て話すのに疲れたら、朝顔か帯留めを見ていてくれればいいな)
相手が視線を外す場所を、意識してつくっておいたのだ。
私が見知らぬ人や場所に対して緊張するのと同じように、
相手だって緊張するだろう。
ずっと顔を見合わせて話をするのは、結構、エネルギーを使うもの。
自己満足かも知れないけれど、
自分なりの、気遣いの……つもり。
でもこの日お会いした方は、
とても人あたりよく、(そしてお若く美しい!)
挨拶をしてすぐに
「お着物、素敵に着こなしていますね」と
フレンドリーな一言。
朝顔やガラスの帯留めにも「夏らしくていいですね」と、すぐ目に留めてくださって。
私は私で、彼女が左の中指と薬指にはめていた
ツーフィンガーリングが珍しくて
(ダブルリンクとか、ナックルリングとも言うようです)
↓
こんな形状。
彼女がはめていたのはもっと大きな半貴石が、
ヨーロッパのアンティークジュエリー風にデザインされていました。
「着物を着ていると、イヤリングやネックレスには
興味がなくなるのですが、指輪はとーっても気になるんです」と
しばしファッションの話で、盛り上がってしまった。
インタビュー本編も、しっかりした信頼のおける受け答えで、
笑いもあり、程よくリラックス。
私の朝顔は、緊張対策という点では、お役御免だったかな
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