「美味しいコーヒーを飲みたい!」と思い立ち、
朝食用の、“至福の一杯”を求めてコーヒー探しの旅に出たワタシ。
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こーんな、コーヒーケトルまで買っちゃって。
(フィーノというシリーズで、日本製。燕三条金物本舗のものです)
そろそろ1年。
自分の中で、これなら……というレーベルが絞れてきました。
<味のバランス重視なら……>
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椿屋珈琲店のオリジナルブレンドが安定感ばっちり。
これといって個性はないのですが、安心して人に勧められます。
オンラインショップはコチラ。(通販では200g1080円のようです)
もう一つ、意外と?良かったのが
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DEAN&DELUCAの「Tokyo City Blend」。
椿屋さんよりややライトで酸味がありますが、飲みやすいです。
こちらは200gで1200円くらいだったかな。
同じDEAN&DELUCAでも、ブレックファストブレンドは今一つ私にはライトすぎるような。
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星乃珈琲店のオリジナルブレンドは、椿屋さんより安い(100g450円)ですが、
ちょっと苦くて、味わいは今一つでした。
<個性を追求するなら……>
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珈琲好きを自認するなら、一度は試して欲しいのが
赤木屋珈琲店の「モカ・イルガチェフ」。
後述の、UCCの広報の方が、モカの中でもツウ好みの高級品と
おっしゃっていました。
木の皮の香りがするような、クセのある酸味。でも後をひきます。
日本橋に行く際は、必ず寄っていたお店ですが、
何と10月末で閉店してしまうとのこと……。
でも、オンラインショップは継続するそう。
イルガチェフはたまーに、デパート内の珈琲売り場(キャピタルコーヒーとか)でも
見かけますが、いつもあるわけではないそうです。
そして味のパンチ力は、赤木屋さんほどではありませんでした。
赤木屋さんは、マンデリンを買っても“しっかり”苦いし、
豆の個性がはっきりしていて、選ぶのも楽しいです。
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こちらはぐっとリーズナブルな、ご存知KALDI。
モカがお好きなら、定番の「モカブレンド」ではなく
「ケニア」がおススメ。
こちらの方が味がしっかりしています。
KALDIはお安いからかどうかわかりませんが、いくつか試したものの、
今一つ味がぼんやりしていて……。
でも「ケニア」はコンスタントに飲んでもいいな、と思いました。
最後に
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パッケージの写真がないのですが、
世田谷のコーヒー店BEANSで扱っている「べっぴんさん」。
さっぱりしたモカベースで、飲みやすかったです。
このお店には
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「男前珈琲」という商品も。
私は飲んだことはないのですが、炭焼き系でかなり濃いみたいです。
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なーんて、あれこれ試していたら、
何のめぐりあわせか、今夏、UCCさんのベンダー向け広報誌から声がかかりました。
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ベンダー向けとはいえ、一般の方も楽しめる内容なので、
UCCの豆を使っている喫茶店に、置いてあるかも知れません。
マガジンハウスが制作しているということもあり、
コンテンツがなかなか充実しています。
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私は、珈琲と健康の疫学調査※に詳しい
管理栄養士の安中千絵さんを取材しています。
どこかでもし見かけたら、手にとってみてくださいね。
※疫学調査とは、集団を対象にして、生活習慣と病気との関係等をある程度長期間、
調べること。例えば、珈琲を一日3杯飲む集団と、まったく飲まない集団を比較して、
がんや認知症の発症率を比較するなど。年齢や、珈琲以外の生活習慣の個々の違いは
統計学的に処理して、結果に影響するような差異をなくしてから検証します。