神奈川絵美の「えみごのみ」

白から青へ —丹後ブルーの誘惑—

(前回の続き)

先週伺った「白からはじめる染しごと」展。


前回の目黒会場より広々していて、ワンフロアなので
よく見渡せて、換気も良さそうで、
ゆったりと観ることができました。

私は吉田美保子さんのシスレーで…


そして、ご一緒したKさんは

帯回りに注目。ターコイズグリーンの冠組と
対をなすような鮮やかキレイなブルーグリーンの帯揚げは
“ブルーの魔術師”小林知久佐さんの染。

そんな青に、私も憧れて……

こちらは小林さんの着尺。
絵羽だけれど「ほどよくカジュアルな場にも着ていけるよう
裾だけ柄(グラデーション)をかけた」とご本人の弁。
アイスグレーの地もキレイで、しばしうっとり
眺めていましたが
今は、これ以上きものは増やせないなあ、と。

そこで

前から欲しかった帯揚げをいただくことに。
私は右の、黄色が入っている方。
Kさんは左。シスターズです💛


アップ写真、家で撮ったらややくすんでしまったかな。
着物が白っぽくても、暗めでも、合いそうな配色です。

当の小林さんは
色褪せない丹後ブルーが評判を呼んだため
「何だか自分はブルーしか染めない人、のように
思われるのも……」と、

こちらは帯なのですが、写真でわかるかなあ…
雪輪は手描きで、角度により3Dのように浮き出て見えるのです。
こうした青以外の、独創的な作品にも積極的に取り組んでいるそう。

ほかの作家さんとも、お話しをして思ったのは
みなさん常に、新しいアイデアやモチーフ、構想を考えていて
「こんな作品どうかな」「こうしたらいいんじゃないかしら」
と、視線がいつも先にあること。

過去を振り返ることもあるのでしょうけれど、
とどまっていてはきっと、特にクリエイティブ集団の中では
置いてけぼりにされてしまうのだろうなあ。
私もなんだか、刺激を受けた一日でした。

コメント一覧

kanagawa_emi
K@ブラックジャックさん、過日はありがとうございました!
帯締め、ごめんなさい。会場でしていた、えびちゃんの帯留の
話が頭に残っていて、なぜか三分紐と…。
訂正しますね。

それにしても、作家さん達のパッションとバイタリティには
頭が下がるばかりです。。
K@ブラックジャック
楽しかったですねぇ。
色々な事も教えてもらえて、へぇ~へぇ~の嵐でした。
見て楽しい、知識も増えて楽しいって感じでしたね。
そうそう。私の帯締め三分紐じゃなくて冠組でございます~(*´∇`*)
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