真夏のこの時期はこの春孵化したタナゴがそろそろ秋に向かって色気を出し始めたころ。
暑い中、京都南部の水路に探索に行ってきました。
田んぼの水路から流れ込みのあるこの場所は今だけ限定でたくさんのカネヒラが集まっています。
水路からの流れ込みがなくなると移動していよいよ産卵時期に入るようです。
京都南部の水路のタナゴは、十数年前まではこの河川を含めて数河川ありましたが、最近はこの川ぐらいになってしまったようです。
この河川でも気になるのは外来種とはいえ、タイバラが激減してること。
この日(8月11日)でもカネヒラ30匹くらいに対してタイバラは3匹のみ。
ここより少し上流のポイントは勝手にタイバラポイントと名付けたくらい早春から晩秋まで楽しませてくれましたが、最近はさっぱりダメです。
この川は数kmに渡って幾つもポイントがありますが、毎年の河川改修などで流れが変わったりしますので、タナゴたちもあっちこっちウロウロ落ち着かないのでは?
それでもしたたかに生きることを願ってます。
早々と色気が出始めたカネヒラです。