
皆様、こんばんは。
事務局です。
30日の一宮市内は、曇りの天気が続きました。
2016年6月も今日で終わりです。
本日の私(寺西)は、午前は伝票整理、午後は縫製作業でした。
目撃者が多いと思いますが、私(寺西)のお店の近所にお住まいの、きれいなおねいさんから、お土産として、「とち餅」をいただきました。
ありがとうございます。
前回の続きになります。
「財務諸表」を種類別に1つずつ紹介しています。
寺西も再勉強しています。
(1-12)損益計算書(P/L)―――――――
損益決算書を見ると何が分かるか?
会社がどれだけ儲けたのかが分かります。
前回は、営業利益について書きました。
今回はその続きで、損益計算書の「営業外収益」について書いていきます。
(5-1)営業外収益―――――――
会社によっては、本業以外で収益を得ている場合があります。
例えば、金融機関に預けている貯金や預金などに、利息がついて、少ないながら、収益になる場合があります。
お付き合いのある会社の株式を購入したことにより、配当が収益になったり、株の価値が上がり、株を売却したことにより、売却益が入る場合があります。
海外に商品を輸出している会社、逆に海外から商品を輸入している会社では、為替変動による、為替差益による利益が発生することがあります。
本業と直接、関係ない活動で得た儲けのことを、「営業外収益」と言います。
営業外収益の代表例を以下に書いておきます。
(1)受取利息―――――――――
預金や貸付金から生じた利息です。
(2)受取配当金――――――――
所有している株式の配当金です。
(3)有価証券売却益――――――
株式などを売って得た利息です。
(4)為替差益―――――――――
外貨の資産や負債を、円に換算した際に、為替相場の変動によって発生する利益です。
以下に、営業外収益のみの、簡単な決算書の抜粋を作ってみます。
(6)営業外収益
・受取利息 〇円
・受取配当金 〇円
・有価証券売却益 〇円
・為替差益 〇円
―――――――――――
・営業外収益合計 〇円
ところで、本業で得た利益、本業外で得た利益を、なぜ分けるのでしょうか?
皆様、分かりますか?
お分かりですよね。
会社の本当の実力を知るためですね。
お話が小さくなりますが、個人事業主の中には、どちらが本業なのか、区別がつかない場合があります。
お店を営業しているのに、お店にはお客様がおらず、商売が上手くいっているように見えないが、お店が閉店する気配はない。
この場合、不動産管理業などが本業になっている場合があります。
会社で、どちらが本業なのかが分からない、では困ってしまいます。
決算書では、本業と本業外を分けて、本業での儲け、本業外の儲けが分かるようになっています。
会社が株などで儲けても、本業で儲けがなければ、将来、安定した収益を上げるとは、考えられませんからね。
次回に続きます。
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