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日本の原点、稲の苗育成に学ぶ子育て🌸🌸

2021年11月22日 22時01分00秒 | 小学生の育て方

こんにちは♪東京都東大和市の学習塾、感謝教育グループ、あすか会教育研究所東大和教室、個別指導光ヶ丘教室、個別指導アユモ教室の佐藤民子です♪

2021年11月22日月曜

【日本の原点、稲の苗育成に学ぶ子育て】

 実は学院長の父は今は故人ですが、若くして稲の品種改良に成功し、宮城県の地方紙、河北新報にも載ったことのある、農学者でもありました。

 しかし、農林省に就職しようとした頃、自分の母が病気がちで、自身が幼くして自分の父を亡くし母子家庭で育ったこともあり、母の気持ちを忖度して地元で農業をする道を選んだそうです。

 学院長は父から、小さい頃から農業の細かいことを口グセのように教わったそうです。

 「いい米を育てるためには、いかにいい稲の苗を育てるか?」とくに、何度もいわれたそうです。

 昔は、籾を直接田んぼに蒔いていました。

 しかし、それでは発芽率が悪く米の収穫増は望めません。

 それで、いい稲の苗を作るために、最適の温度管理、養分、水分などの育苗環境が研究されて現在の収穫増に結びついています。

 この時、大事なことは、いい結果の出てきた育苗環境を途中では変えてならないということでした。

 研究者でしたら、量を限ってそれをやり、失敗する可能性もありますが、さらなる収穫増になるかもしれません。

 しかし、普通の農家がそれをやり、失敗したらその年の米の収穫が大打撃になる可能性が大きくなります。

 ですから、年に一回限りの苗作りの環境を途中で変える農家はいません。

 ふと、これを教育に置き換えてみると、うまくいってる育苗環境をなぜか科学的根拠もなく思いつきで、思わず変えてしまう保護者様は少なからずいます。

 つまり、順調に伸びてる幼児、小学生の我が子を大企業の、インターネットなどの派手な計算された広告に惹かれ、思わず育苗環境を変えてしまうのです。

 田植えできる段階にまで育ったら、強くなっていてそれもありですが、育苗の段階でそれをやったら、苗に強いストレスを与えてしまうことになるのであまりお勧めできません。
 
 しかし、環境があっていて、お子様が順調に伸びてるのに、親族のうちの強い人が、ネットか何かで良さげなものを見つけ、急に環境を変えたという方が、少なからずいらっしゃいました。

 しかし、その後、中学になって戻ってらしたという方が、何人もいらっしゃいます。

 中途半端な時期に違う環境にいってもすごく伸びたという人は、残念ながら見られませんでした。

 思っていた本当のことを言わなくて申し訳ない気持ちになりました。

 苗でも、その時期ごとにどういう養分、環境にするかが品種ごとに決まっているそうです。

 そのタイミングを逃したら、致命傷になりかねません。

 人間も全く同じとはいいませんが、経験的に共通点はあります。

 幼児、小学生の子育ては、その子にとっては一回勝負です。

 失敗したら、後での挽回が非常に難しくなり、コストもかかります。

 我が子が大きくなってから、そのことに気づく保護者様は大勢います。

 せっかく、いいご縁を頂き、順調に伸びてきたお子様が、中途半端な時期(育苗期)にその環境を、お子様は継続したいと言ってるのに、無理矢理変えられるのを見ると、その子の将来を考えると悲しくなります。

 心の中で、お子様に謝っています。

 ごめんね、○○ちゃん、お父さん、お母さんを説得できなくて、、、。

 


❤️学院長の故郷の今年の稲穂のみのり❤️


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