今朝、NHK「チコちゃんに叱られる!」再放送を見ていて、『お刺身に菊がついているのはなぜ?』、その答えを始めた知った(・_・;)
確かに、スーパーで売っている刺身に菊がついてますね!
菊の解毒効果を利用した殺菌目的や、菊の香りで魚の生臭さを消す薬味として添えられていると理解していた。食べるものではないと思っており、食べたことはなかった。
お刺身に菊が添えられるようになったのは、お刺身を醤油で食べるようになった頃からだそうです。
醤油の前はお刺身を何で食べていたか? そして醤油と菊の関係性とは?
「チコちゃんに叱られる!」によると、江戸時代以前は、お刺身を食べるには、「お酢」につけて食べていたそうです。
江戸時代になると漁業技術や流通網の発達によって魚は庶民の食卓にも並ぶ身近な存在になり、扱われる魚種も増えて魚図鑑が出るほどだったそうで、そうなると空前の刺身ブームが到来する事になった。その際に調味料として使われたのが濃口醤油だそうです。→こちらの濃口醤油の歴史
ところがその一方で食中毒にかかる人が増えるという問題があった。食中毒は主に夏から秋(7月~10月)に発生件数が増える傾向にあり、そこで注目されたのが菊。
酢と同じく昔から体に良いと言われていた植物で漢方薬にも使われるほどの存在だった菊は、食中毒が増える時期にちょうど旬を迎える菊と一緒に刺身を食べる事で食中毒を防ぐ効き目があると経験的に信じられていたのではないか、と。→詳しくは、こちらの「チコちゃんに叱られる」サイト
現在の「食用菊」とよばれるものは観賞用の菊と同じ菊の仲間で、食用に苦味が少なく、かつ食べる部分の花びらが大きくなるように品種改良されたものの総称だとか。→こちらのサイト
いくつかの品種があり、主なものには刺身などのつまに添えられている小さな黄色い「つま用小菊」や、山形県で「もってのほか」、新潟県では「カキノモト」と呼ばれている紫色の大輪種「延命楽(えんめいらく)」、黄色い「阿房宮(あぼうきゅう)」などが、多く栽培されているそうです。
2020年の統計では、1,513トンも生産されていて、愛知県が半分近くを生産しているそうです。→こちらのサイト、
解毒作用のほかに、栄養価も高いようだ。→こちらのサイト
「つま用小菊」をかじってみると、少し歯ごたえがあり、少しの苦みが感じられた。
今後は、香り付けように、花びらを少しちぎり、ワサビ醤油に混ぜ、食べてみようかな?
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私が買うヤスモンのお造り(関西ではお刺身じゃなくてこう呼びます)の菊は「プラスチック」でおます(トホホ
でも、まだ食中毒になった事は無いので、プラスチックでもいいかも。
その替り、お造りの下に敷いてある「シソの葉」は必ず食べます、やはり食中毒は怖いですからね・・・
「お造り」ーーー。思い出しました。確かに、関西に居た子供の頃、そう言ってましたね!
「プラスチックの菊」も捨てられる運命ですかね?
時代遅れですね。