1989年4月、最悪2週間内で済むと予想していた岳陽での打ち合わせが、思い通りに進まず、3週間も続いた。挙句の果てには最終日でもなかなかまとまらず、予約していた汽車にも乗り遅れた。相手方は気の毒に思ったのか、マイクロバスを用意してくれた。
岳陽から車で約5時間かけ武漢までたどり着いた。しかし、その当時はまだ高速道路は建設中で、道中の道路はガタガタ道で、マイクロバスもまったくロディオ状態だった。差し入れの缶入りビールも栓を抜くと泡が飛び出す始末だった。
岳陽に滞在中には、街に出て買い物をしようとしたが、当時はまだ外国人は兌換券利用でしたが、街の店の人は兌換券を知らず、明かりにかざしながら、「不行(だめ)」と言われて、買い物もできなかった。
洞庭湖には何度か行った。そして、杜甫の詩「登岳陽樓」で有名な岳陽樓に登った。
- 岳陽の街
- 岳陽樓:映っている人は顧客側経理の諸葛氏(諸葛孔明の47代目)
- 岳陽樓:
- 岳陽樓と洞庭湖
この洞庭湖のすぐ近くの揚子江沿いには、三国志の「赤壁の戦」で有名な地:赤壁がある。
- 武漢の街
- 黄鶴樓(絵葉書より):揚子江4大名楼と言われてる樓の一つ
- 揚子江に浮かぶ観光船
参考: 岳陽楼, 黄鶴楼の衛星写真がGOOGLE MAPSで見れます
岳陽楼: Pointer 29°23'5.87", 113° 5'18.74"
黄鶴楼(武漢):Pointer 30°32'50.60", 114°17'49.29"
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