10年位前から白内障ですよと眼科医から宣言を受けていた。統計では、60歳代で60%強、70歳代では80%強、80歳代ではほぼ100%の人に白内障が見つかっている。
今年に入ってからそろそろ手術をした方がいいですよと言われた。近頃、眼鏡をかけても見にくくなってきており、仕方がないかな?と思わざるを得ない。
コロナ感染者が減り始め、3月22日の緊急事態宣言解除で、かかりつけの眼科医に紹介状を書いていただき、入院・手術予約を行っていた。
神奈川県内では14日、新型コロナウイルスに感染した5人の死亡と、340人の感染が明らかになった。新規感染者は3月の緊急事態宣言解除後で最多となった。→こちらの報道、および こちらのサイト
こんな中、白内障手術を行ってきた。
白内障とは、一言でいえば、眼の中の水晶体という部分が濁ってしまい、視力が低下する病気です。
白内障の手術は、一言でいえば、濁った水晶体を取り除き、新しいレンズ(アクリル、シリコン製)を代わりに挿入する手術で、つまりレンズ交換を行うことです。
1 まず、眼を消毒して、上下のまぶたを開くような器具をかけて、局部麻酔をする。
2 次に黒目(角膜)と白目(強膜)の境目に数㎜程度の傷口をトンネル状に作る。
3 水晶体を包んでいる袋(水晶体嚢)の前の方(前膜)を丸く切り取る。
4 水晶体の核と皮質を超音波で細かく砕いて取り除く
5 残った水晶体の皮質を吸引して、袋状の水晶体嚢だけを残す
6.眼内レンズを嚢の中に収める。
7 通常、黒目と白目の間の傷口は縫い合わせずに、その上に被せた結膜を合わせて手術を終了する。
もともとの水晶体は遠くを見る場合には薄くなり、近くを見る場合は厚くなる、と言うように自由に厚みを変える調節機能を持っていた。新しく入れた眼内レンズにはそんな調節機能はない。ただ、眼内レンズのタイプには多焦点レンズ、単焦点レンズ等がある。
私の場合は、単焦点レンズを選択した。どこにピントを合わせるかは、手術前に、眼球の長さをレーザーや超音波で測定して、眼内レンズの度数を決めておくわけだ。
今回の手術は、片目で、1週間後に反対側の目の手術となる。
手術時間は、早い人で10~20分位と言われているが、私の場合は1時間強かかった。手術直後は、眼の奥の痛み、頭痛でたまらなった。2時間ほど安静にし、やっと治まったが、翌朝は、再度、眼の奥が痛く感じられた。検診で眼圧を測定すると異常値を測定した。眼圧を下げる処理を行い、やっと下がり、痛みもなくなった。
人によっては、手術の難易度にはかなり個人差があるようだ。また、同じ人でも、左右差もある。
日帰りで手術ができますとうたっている眼科を多く見かけるが、やはり私のように2泊3日の入院をお勧めする。
手術後1週間は、目をぬらさない(洗顔はダメ)、洗髪も目に水が入らないように注意しなければならない。保護眼帯(メオガードネオなど)をつけ、目の保護に注意しなければならい。
目薬、飲み薬も多く、間隔をキープするのも大変だ。
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札幌も新規コロナ感染者が連日多く、心配ですね。
私は、2週間前から連日体温測定、咳などの症状の記録、入院前はPCR検査で、陰性を確かめました。
多分、楽描堂さんも同様と思います。
いろいろ大変ですが、頑張ってください。
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ありがとうございます(^_^)
札幌から〜どうぞ宜しくお願い致します。
私も白内障の手術を勧告?されています。
やはり片目ずつ2泊3日と言われて。
コロナ禍感染拡大続き不安募る日々(;_;)