それはフィンランドを代表するトップカンテレ奏者のエヴァ・アルクラさんと25弦筝奏者の中井智弥さんのコンサ-ト
日本とフィンランドの原風景
札幌ではこのお二人の結成10周年記念イベントとして更に北海道在住の版画家手島圭三郎氏の絵本の世界をスクリ-ンに映し出しそれに語りの本庄康代さんがするという非常に贅沢な時間でした。

会場も約80名くらいのキャパでしたので何の宣伝もしないのにイベントの1か月半前にはもう「札止め」という嬉しい悲鳴でした。
こんな楽なコンサ-トはありませんでした。いつもはチケットをどうやってさばくかとそれに頭を悩ますことも多々ありますが、今回のこの公演に限りそんな煩わしさはありませんでした。
寧ろ、チケットを買って行きたかったけれどコンサ-トを知った時には既に売り切れていて買うことができなかった、知らなかったという方が多かったのではないかと思います。
ごめんなさい。
コンサ-トはお二人の息の合った演奏、そして粋な語りのチャキチャキ江戸っ子の本庄さんがとても素晴らしい演出をしてくださいました。
智弥さんの作曲、アレンジの曲などもどれも素晴らしく勉強になりましたし刺激も受けました。
カンテレのエヴァさんの演奏はいつもながら優雅にして大胆且つ美しい
もう神がかりかなと思うほどの演奏でしたよ。
来年はフィンランドが独立して100年に当たる年。
世界各国で色々なイベントが開催されると思いますが、是非また札幌でも今回の様な公演ができたら嬉しいですね。

手島圭三郎先生を囲んで

語りの康代さんはピンクの絞りの着物に赤と白のマリメッコのウニッコ柄の帯を絞めています。