きょうは、なんとお友達がオペラのチケットを譲ってくれて
新国立劇場で、オペラ「オテロ」を見てきました
日曜日ということもあり、場内は超満員
こちらがプログラムです
大変充実した内容でした
「オテロ」は、劇聖・シェイクスピアの四大悲劇の傑作を、
ヴェルディがオペラ化したものですが、
これも大変見ごたえ・聴きごたえのある内容になりました
ただ、オテロ役のテノールの方(カルロ・ヴェントレさん)が
ちょっとあまり本調子でなくて、第一声がうまくでなかったり、
指揮者(パオロ・カリニャーニさん)が、せっかくの名アリアの数々を
拍手する余韻もなしに次々に演奏してしまうので、
カーテンコールでは、なんとブーイングもでてしまうという・・・・
オペラの世界はなかなかきびしいですね
とてもよかったのは、イアーゴ役のウラディミール・ストヤノフさん(バリトン)
朗々たる美声ながら、稀代の悪漢を演じ、
第2幕のオテロとの二重唱”Si, per ciel marmoreo giuro"(復讐の二重唱)では
圧倒的な歌唱を披露され、「ブラボー」といちばんエールと拍手を贈られていました
また、セレーナ・ファルノッキアさん(デズデモーナ役)も、
うつくしいソプラノで「柳の歌」を歌いました
舞台装置も大変ユニークで、
イタリアのヴェネツィアを舞台にしているので、
実際の舞台に本物の水を張り、
登場人物たちがその中を行き交うという大胆な設定にしていましたね
新国立劇場のオペラも20周年を迎えるそうです(^^)
記念ラインナップがごらんのように発表となりました
チケット代が高いので、いろいろ絞って観たいとおもいますが
できれば「アイーダ」と「こうもり」を見たいなぁ・・・・(^^)